トゥーロン国際大会 グループステージで、U-21日本代表はU-21カナダ代表と対戦した。
日本は、カナダに勝ち、トルコが引き分け以下でトーナメント進出が決まる。
日本の出場メンバー。
カナダは、いきなり前からプレスをかけてきた。それに飲み込まれて、
前半9分、攻めに出ようとしたところで、初瀬がボールを簡単に奪われ、パス2本でFWがフリーに、冨安が寄せるが、シュートを股下を抜かれて、ゴールに流し込マれて、先制される。
日本は反撃に出るが、相手DFのフィジカルが高く、点を取れない。
しかし、カナダにシュートを打たせることはなく、日本上の印象を持った。
前半は、0－1で終了。
後半頭から、ポルトガル戦と同様にFW上田とシャドーに三苫を投入した。
この二人が、大活躍、一方的に日本が攻める。
やっとこさ、後半20分、前線へのロングボールをDFの頭に触れたのを、三笘が拾い、ドリブルでDFを翻弄、滑り込むのを外して、シュート、GK転ばせて、ゴール右に決めて同点。
このママの勢いで逆転するかと思ったんだが。
特に、後半24分、上田が落としたボールを受けた三好がマイナス方向にグラウンダーのパス、ペナルティエリア中央で三笘はシュートを放つも、DFにスライディングブロックされてしまった。
三苫はスライディングするDFに気付いていなかったかも。 三苫なら交わすか外したシュートを打てたと思うんだが。
決定的なチャンスだった。
そして、後半40分、ロングボールに抜け出した初瀬がバウンドに合わせてペナルティエリア左からGKの頭上を越すループシュートを放つが、惜しく、枠の右に外れてしまう。
これも決定的だった。
試合は、このまま引き分けた。
トーナメント進出はならなかった。
初瀬のたった一つのミスから引き分けてしまった。
しかし、初瀬自体は、特にプレスが良く、頑張って上下動を繰り返し、いいプレーをしていた。
FKとCKを相当数蹴っていて、きつかったと思う。
しかし、精度は相変わらずイマイチだったが。
初瀬はなんとかもう一皮むけてほしいな。
冨安の安定感と、橋岡はいいプレーをしていた。
今回、中山はボランチ起用だったけど、橋岡が出て来て、DF陣はメンツが揃って来た。
板倉の出来が良くなかった。 松本もイマイチでボランチが弱いな。
市丸の復活が待たれる。
SBは、初瀬は物足りないが、まあまあ。
藤谷が伸びていないし、やると思った菅も前の試合はイマイチだった。
SBも手薄かな。
シャドーは、三好が合格で、大学生だが三苫が出てきたのが大きい。
かなりのテクニシャンで期待の選手だよ。
しかし、堂安、三好、久保とメンツが揃っているから競争は厳しいけど。
シャドーに2人しか避けないのはもったいないかも。
タレントを活かすなら、4－2－3－1の方がいいかもなあ。
FWは、大学生の上田が出てきたのが驚き。
一瞬のスピードがあるし、前への飛び出しがいい。
ヘディングもやれるし。
大学生というのが、勿体ない。 とっとと、Jリーグに加わるべき。 やれるんじゃないかな。