日本代表、激しさも躱す技術もなし。 日本0-1韓国。

 E-1選手権の最終戦、日本代表は、韓国代表と対戦した。


日本の出場メンバー。

中国戦と同じメンバー。
中国戦と香港戦のメンバーの出来を見て、選抜すると思ってたけど、休養の方を重視した。
どれだけ、勝つ気があったのか?疑問だな。

韓国が序盤から激しいプレスをかけてきた。
日本は、それをボール回しやドリブルで躱すことが出来なかった。
また、やり返す気迫もなかった。
橋本拳人の離脱が痛かったな。
中国戦も厳しく来られたが、橋本が気迫を見せて、やり返していた。
それに、周りが見習う部分があったからね。
韓国DFもプレスを掛けられると、慌てて酷いパスミスをしてたからね。 案外、下手だった。
だから、日本が厳しくやり返していたら、全然違ったと思う。

兎に角、韓国が激しさでペースを掴んだ。
それでも、そんなに巧くもなく、ポストを叩くヘディングシュートが2度ほどあったが、全てセットプレーからだった。
しかし、前半28分、左サイドからドリブルで切れ込まれ、井手口がスライディングで防ごうとするが、パスで躱され、ボールを受けたファンインボムが、田中碧を躱して、鋭いシュートをゴール左に突き刺した。 見事なシュートだったな。
田中碧が、鈍かったな。 井手口がスライディングの後すぐにシュートブロックに入っていた反応は流石だったが。
この後も、韓国に押し込まれて、前半終了。
上田が何回か裏へ抜け出しかかるが、トラップに精度を欠いて、シュートを打てなかった。

後半、韓国に前半飛ばした疲れが見られ、プレスが甘くなってくる。
遠藤に代えて、相馬を投入。 相馬がドリブルを仕掛けて、チャンスが生まれ始める。
パスが繋がりだした後半17分、井手口に代えて、大島を投入。
大島がセンスの良さを発揮して、攻撃を組み立てる。
裏やサイドにいいパスが出るようになる。
得点の匂いが出てきたが、最後に韓国にもう一度ギアを入れられ、逃げ切られた。

韓国の激しいプレスの前に、躱す技術もなければ、やり返す気迫もみられないという不甲斐ない試合だった。

田中碧は、勘違いしてるんじゃないかな。 あくまでも守備的ボランチの選手なので、そこで激しさを見せないと。
その上で、攻撃力も見せると。
井手口もだな。 井手口も気迫を見せる選手にならないと。
橋本拳人や三竿を見習わないとな。
韓国のようなチームと当たった時、それが顕著になる。
弱いチーム相手だと、そういうプレイヤーは不要になるんだが。

3-4-2-1だと、攻撃に迫力が出ないね。
ウィングがドリブルで仕掛けないと、攻撃にならない感じだ。 
やはり、前の人数が少なく感じるね。
4-2-3-1だと、前に4人いて、そこにSBが絡んで4.5人で攻撃する感じだが、3-4-2-1だと、3.5人で攻撃する感じになる。
右WBに守備的な橋岡が入っていたからね。
左WB遠藤、右WB相馬を使ってくると予想していたんだが、それだと、守備が苦しいと判断したのかな?
ボランチが守備的な井手口と田中碧だったから、両WBとも攻撃的で良かったんじゃないかと思うけど。

初顔合わせ的なメンバーでも、3試合目で連携が少し取れることを期待したけど、あまりなかった。
そして、個の力を見せる選手もいなかった。
見所がない試合だったな。

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