E-1選手権の第二戦、日本代表は、香港代表と対戦した。
初戦の中国戦から、完全ターンオーバーしてきた。
当然の采配。
田中駿汰をCBに起用してきたのには、驚いた。
日本は、右WBの相馬がいいようにドリブルで抜いて、センタリングをあげまくって、完全にペースをつかむ。
前半8分、仲川がPA右で仕掛けるが、DFに対応され、そのこぼれ球を菅がボレーで合わせて、先制ゴール。
前半14分、大島のCKを、田川が少し下がりながら、すらし気味のヘッド、ファーサイドへ流し込んだ。
前半26分、小川が横パスを受けると、半身の体勢から反転し、ゴール左隅にグラウンダーのシュートを突き刺した。3点目。
さらに、前半46分、相馬が右サイドからクロス、小川がニアサイドでフリックし、ファーサイドから菅がダイレクトで合わせるが田川に当たって、小川が足下へ、トラップして右足のトーキックで冷静に流し込んだ。
前半終了。
後半13分にも、大島が左サイドからクロス、DFの頭をかすめたボールをゴール前の小川がきっちり頭で押し込んだ。これでハットトリック達成。
追加点は取れなかったが、きっちり守って、5-0で完勝した。
相馬が右サイドで無双したので、大分楽だった。
大島もボランチから攻撃を組み立て、柴崎に次ぐゲームメーカーであることを、改めて立証した。
そして、小川航基がチャンスでほとんどゴールを決めて、その決定力の高さを見せつけた。 ちょっと意外だったな。
田中駿汰が、大学生ながら、CBとボランチを無難にこなし、裏へのいいパスも出せていた。 やるなあ。
仲川輝人は、シャドーに適応できなかったな。 慣れの問題だろうけど、ちょっとがっかり。
まあ、香港が弱かったけど、ワールドカップ・アジア2次予選に出場しているチーム(1勝2分け2敗)でもあるので、そこに完勝したのは、良かったんじゃないかな。
さて、この2戦を見て、試金石となる韓国戦のメンバーを決めるだろう。
希望メンバー。
予想だと、左ストッパーは佐々木 翔だろうけど。
本当の自分の希望は、鈴木 武蔵⇒仲川 輝人、小川 航基⇒上田 綺世だけど、まあ二人は結果を出したのでね。
どれだけやれるか? 楽しみだね。
そうそう、闘莉王の解説が良かった。 コメントが適格だし、厳しいことも言えてるしね。
中国戦の解説の稲本も良かった。 やっぱし、日本代表の歴戦の選手は、体験に沿ったいいコメントをするわ。