コパ・アメリカのグループステージC第1節、日本代表はチリ代表と対戦した。
日本の出場メンバー。
日本は、3-4-2-1ではなく、4-2-3-1の布陣で来た。
WBの人材不足だなと思っていたが、それで4バックにしたのかな。
結果的には、5バック気味にして守りを固めた方が良かったな。
前半から、チリが前に出てきた。
球際も強いし、運動量もあるし、セカンドボールも拾える。 アグレッシブだな。
イーブンボールをかなり取られたので、苦しい。
それでも、日本は決定機を与えず、耐えれていた。
このまま前半を終えれるかなと思っていたら、前半41分、右CKをプルガルがとても高い打点のヘディングシュートでネットを揺らした。 先制されてしまう。 中山が競れなかった。
しかし、すぐさま、前半44分、相手のパスミスをカットした柴崎がダイレクトで前線にパスを送ると、上田がGKと1対1になり、GKを交わすが、態勢が崩れて、シュートを放つも、枠の右に外れてしまう。
決めたかった。 外れ1本目。
0-1で前半終了。
後半9分、右サイド深くに侵入され、マイナスのパス、それをバルガスがダイレクトでシュート、冨安に少し当たってコースが変わって、ゴールイン。 当たらなかったら、大迫が防げてたかな。 0-2。
ここから、日本が反撃に出る。
後半12分、右から柴崎がクロス、上田がPA左に抜け出して、ダイレクトでシュートを放つも、外れてしまう。
これが、一番決定的だったかな。 外れ2本目。
さらに、後半20分、久保がPA左手前からドリブル突破でDFを次々とかわし、ペナルティエリア左に進入。シュートを放つも、サイドネットへ。 決定機だったが、スピードが出過ぎて、キックをコントロール出来なかった。
さらに、後半24分、PA左に抜け出した安部が低いクロス、ファーサイドに上田が飛び込むも、わずかに合わせられず、ダメ。 今日、外れ3本目。
さすがに、これだけ決定機を逃すと、どうしようもない。
後半37分、PA右に抜け出した選手から柔らかいクロスが送られ、中央でサンチェスが頭で合わせて、3点目。 万事休す。
これで収まらず、後半38分、前線への浮き球のスルーパス、大迫が出てしまい、バルガスがループシュートをワンタッチで放ち、ゴールイン。 0-4。 とどめのとどめを刺された。
そして、試合終了。
上田が決定機を3度逃したのが大きかった。
大学生だから、こんなもの。
才能はあるけど、大学で緩い試合をしていては、東京五輪に間に合わない。
勿論、コパでも通用しない。
だから、大学を中退するか、特別指定選手でJ2の試合に出るべきと書いていたんだけど、鹿島に入って、そのままだ。
本番でも期待できないな。
前田大然をワントップで起用すると思ってたけどな。 受けに回らざろう得ないんだから、カウンターで前田のスピードが活きる。
それに、ワントップなら前田の前からの追廻しプレスが発揮できる。
起用を間違えたな。
上田の試合後のコメント、
「力不足で片付けるつもりはないが、全力を尽くしたうえでの結果。明確な原因は自分の中では分からないが、どうしたら得点できたかを考えて、この遠征中に解決していきたい」。
「前回パラグアイに来たときのチリ戦では、はシュートを1本も打てずに終わったけど、きょうは的確にスペースを見つけて突いていくことはできた」
まあ、大学生だから、しょうがない。
しかし、その実力不足の上田を先発起用した森保監督の采配はしょうがなくない。
周囲の選手も、上田が決定機を3度も外したのは、しょうがないと思っているだろう。
こんなんじゃ、勝てるはずがないよ。
A代表でもチリといい勝負が出来るかどうかという力関係なのに、C代表では苦しい。
五輪代表の選手たちが明らかに見劣りした。
原・杉岡の攻撃力不足、中山雄太の攻守の力不足、上田の決定力不足だ。
特に、中山雄太には、がっかりだな。 オランダに移籍して、試合にあまり出れていない。
中山がもっと激しく中盤で戦って、守らないとなあ。
かと言って、代わりの選手もいないか。
なんで、フロンターレの田中碧をツーロンなんかでなく、コパに呼ばなかったかのかなあ。 人選ミスだな。
一番良かったのは、柴﨑。 さすがにサイドチェンジを含め、攻撃を組み立てていた。
久保は、まあまあかな。 もっと出来るんじゃないかという期待感があるから。
GKの大迫も及第点かな。 最後飛び出した判断ミスがあったが、0-3だったから、イチかバチかという判断をしたんだろう。
五輪を任せられると思うよ。
中島は、もっとやらないと困る。
まあ、これではっきりした。
何とかなるかもと期待していたが、その期待は打ち破られ、現実を見せられた。
ウルグアイもチリと同等以上に苦しい。
それでも、最後のエクアドル戦は、何とかして欲しいな。