2022年のJ1の最終順位を分析する。

 2022年のJ1の最終順位を例によって偏差値で分析したい。


J1順位分析表(クリック拡大)


順位と勝点。

横浜FMと川崎フロンターレが群を抜いていたな。


得失点の偏差値の2乗平均と順位の関係

得失点の偏差値の2乗平均を見れば、横浜FMの方が実力があるのがわかる。


得点と失点それぞれの偏差値と順位の関係

横浜FMと川崎フロンターレの得点力が圧倒的。
横浜FMは、失点もトップレベルで、それが川崎との差を生んだ。
名古屋グランパスの失点もトップレベルだな。 まあ、長谷川監督らしい。
北海道コンサドーレ札幌は、失点が降格レベルでよく10位になれたな、と言う感じ。
清水は、得点が平均レベルなのに、失点が降格レベルでそっちが効いたね。


得点と失点それぞれの偏差値と勝ち点の偏差値の関係

得点の偏差値と勝ち点の偏差値の相関係数は、0.74
失点の偏差値と勝ち点の偏差値の相関係数は、0.20
これは、はっきりと特徴が出てる。
得点力の高いチームが高い勝ち点を取り、失点の大小は勝点にあまり響いていない。
失点と勝点の相関がこれほどない年も珍しい。
守りのチームは、ダメということだな。

チームごとについて書こう。
優勝は、マリノス。
最後の方で躓いたけど、圧倒的な攻撃力で、実力を示した。
ブラジル人の攻撃陣が素晴らしいけど、水沼・西村・仲川も良かった。
選手層が厚かったね。

川崎Fが2位に落ちたのは、当然かな。
守田・三苫・田中碧・旗手と主力が抜けたら、さすがに力が落ちてくる。
むしろ、よく2位に踏ん張ったと言えよう。

3位にサンフレッチェ広島が躍進した。
満田誠の活躍が大きい。 昨年からのアップは彼の加入ぐらいなのに、この躍進は凄い。
ミヒャエル・スキッベ監督の手腕だろうな。 
広島はなんだかんだ言って、低予算でいい外国人選手や監督を連れてくる。
現在のサッカーで、いい監督がいるのはスペインとドイツ。 そこをちゃんとわかってるね、フロントが。

鹿島アントラーズは、よく4位になれたな。
上田綺世の移籍が大きかったね。

セレッソ大阪の5位は、大したもの。 
そこまでいい選手はいないのに、この成績は、小菊監督の手腕だろうね。

ヴィッセル神戸の不振が予想外だった。
昨年のACLで頑張ったダメージが残ってたんだろうな。
ACLのダメージは本当に大きいと思う。 特に、コロナ禍においては。

ガンバ大阪の15位は、腹立たしい。
片野坂監督で躍進すると思ったけど、まじで降格しかねなかったからねえ。
宇佐美と東口の怪我が痛かったけど、選手のレベルも低いね。 冷静に見れば。
チームを変革しない限り、浮上出来ないな。

清水エスパルスは、あの選手達がいて、降格はダメだろう。
チアゴ サンタナが得点王にもなってるのに。
GKの権田 修一の責任は、でかいよ。

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