J1第24節、ガンバ大阪はアウェーでサガン鳥栖と対戦した。
降格争いの天王山だ。
出場メンバー。
やっとこさ、SBを藤春・米倉コンビで組むことが出来た。
ファビオがベンチか。
前半は、やや鳥栖の方が押してたかな。
ガンバは、SBを藤春・米倉コンビにしたので、やっとこさスムーズにボールが回るようになった。
しかし、決定機はつくれなかったな。
後半、試合が動く。
後半3分、小野がPA手前でフェルナンドトーレスの落としを受け、ミドルシュート。ボールが藤春に当たって角度が変わり、東口が何とか触るも、ゴールネットに吸い込まれた。 ついてない。 この不運を跳ね返す力はなかった。
宮本監督に代わって、ガンバは付いている場面が多かったと思う。 それでも勝ち切れなかったのは、痛かった。
それだと、不運のターンが回ってくる。
ガンバは、攻めに出ようとするが、押し込むことができない。
セカンドボールを拾えていないから。
それなら、カウンターを喰らってしまう。
後半14分、金崎がフェルナンドトーレスからのリターンパスを受け、鋭く左足を振り抜いた。 ゴール左隅に決まる、鋭いシュートだった。 東口でもどうしようもない。
またもや、フェルナンドトーレスのポストプレーにやられた。
仕上げは、後半41分、福田がドリブルからクロス、フェルナンドトーレスがフリーでヘディングシュートを決めた。
このまま、試合終了。
完敗だ。
攻めは、アデミウソンと藤本のプレー精度が低かったのが、良くなかった。 パス回りは藤春・米倉コンビの起用で良くなったのが、救い。
鳥栖は、守備は相変わらず固い。 そこに、強力FWのフェルナンドトーレスと金崎が加わったのだから、変貌する要素があった。
フェルナンドトーレスと金崎が、無得点だったのに、二人とも大活躍。 これで調子に乗るだろう。
ガンバは、名古屋グランパス・サガン鳥栖と下位争いの直接争いに負けただけでなく、調子に乗せてしまった。
これは、痛すぎる。
ガンバは調子が悪くて負けているのではなく、実力で負けている。内容で負けている。
こりゃあ、ダメだな。 宮本監督は色々工夫を凝らしていると思うが、如何ともしがたい。
ここまで弱くなるのかと思う。 昨年後半の無策がチームを重症に陥らせたのだ。
均衡しているJリーグでは、下手なことをすると、ここまで凋落するのかという感じだ。
下位争いをしているチームが、軒並み補強等で調子が良くなりそうなのも、イタイ。
名古屋と鳥栖は補強で。 横浜は久保が点を取ったみたいだし。 密かに期待していた柏もクリスティアーノが爆発したみたいだし。
残り試合はまだ10試合あるのだが、苦しすぎる。