J1第17節、ガンバ大阪はアウェーでコンサドーレ札幌と対戦した。
久しぶりの4バック。 昌子はベンチ。
前半1分、CK。 宇佐美のキックは、三浦にぴたりと合わせたが、ヘディングシュートは枠の上にわずかに外れた。
いきなりのビッグチャンスだった。
お互いに前からプレスを掛け合って、ボールが繋がらない。 2度繋がっても3度目が繋がらない感じ。
ガンバも繋がらない。 ガンバは下手になったなと感じてしまう。
前半34分、小野瀬が正確なクロスを上げたのに、PA中央でドフリーになっていた宇佐美がヘディングシュートを放つが、枠の左に外れてしまう。 決定的チャンスだったな。 あれを外してたらダメだ。
互角の感じで前半は、終了。
自分はこれでいいと思っていた。
セレッソが守備のチームになって、落ち着いて守ってゲームを進めている。
今年は降格がなくなったので、特に守備のチームが少ない。
1-0の勝ちを目指すチームがあまりない。
従って、点が入らないと見てる方はイライラするし、選手も早く点を取ろうと焦る気持ちがあるように見える。
しかし、ガンバは三浦の覚醒と昌子の加入で今は守備のチームだと思う。 しかも個の力で守っているので、攻撃陣には守備の負担があまりかかっていない。
今のガンバは、1-0の勝ちを目指していいと思う。
90分で1点を取ればいいなら、攻撃陣も落ち着いて攻めれて、楽だろう。
後半は、札幌の方が押していた。
後半27分、突然三浦がプレー続行不可能になった。
昌子を投入して、渡邊と遠藤を投入。
そして、後半33分、ガンバが自陣からカウンター。 珍しく素早くボールが流れ、左サイドで抜け出した藤春がクロス、PA中央で渡邉がヘディングシュート、GK菅野がよく弾いたけど、それが左ポストに当たって、渡邉の目の前に跳ね返って来たのを、押し込んだ。
渡邉は、今季途中出場で3点目。 途中出場の方がよりゴールに研ぎ澄まされる感じで、いいね。
最後、札幌のパワープレーでヘディングで負けていて、ひやっとしたが、逃げ切った。
これが、今のガンバの勝ち方だと思う。
守備が強くなって、なぜか攻撃は弱くなった。
1-0で勝つのが、一番確率が高いような気がする。
今はこれでしょうがないと思う。
点を取られる気があまりしないんだな。大ミス以外は。 だからこのやり方が出来る。
三浦が怪我で出られなくとまた違ってくるが。
宮本監督が、湘南戦を評してチャンスは作れているので、あとは前の選手の問題、だからやり方はこのままで行く、とコメントしていた。 それはちょっと違うんじゃないかと思った。 あれでチャンスは作れていると思われてたら困る。
決定機はあまり作れていなかった。
最近、前からプレスをかけてくるチームが増えたので、そのプレスをかいくぐるパスワークを磨いて欲しいな。
かいくぐれば、一挙にチャンスを作れるので。
それと、守れるので、前におびき出しての速いカウンターも。
山本 悠樹のボランチぶりが板についてきたな。
やれている。