J1第29節、ガンバ大阪はアウェーでセレッソ大阪と対戦した。
出場メンバー。
警告累積のファンウィジョに代わって、アデミウソン。
問題ないと思っていた。 千真とのコンビなら。
前半立ち上がり、セレッソに押し込まれる。
しかし、ガンバも徐々に盛り返す。
あちこちで、球際の熱き戦いが繰り広げられる。
そして、カウンター。 熱戦となる。
前半23分、アデミウソンが、縦に走り出している倉田にうまくつなげて、スピードに乗った倉田がPAに侵入、GKと1対1になるが、シュートを右足に当てられて阻まれてしまう。 絶好のチャンスだった。
前半39分、ソウザがダイレクトで抑えを利かせた凄いミドルシュートを放つが、GK東口が手に当てて、クロスバーをたたいた。
今の東口なら防げるよ。 あれだけ距離があれば。
そして、前半45分、倉田がハーフウェーライン付近からPA右手前に浮かせたスルーパスを供給する。 抜け出したアデミウソンが、前に出る動きをしたキムジンヒョンを視界にとらえ、ダイレクトでループシュートを放つと、ゴールに吸い込まれていった。
技ありの先制点だった。 キムジンヒョンの判断ミスでもあったけど。
後半は、落ち着いた出だしになった。
前半は、お互いに飛ばし過ぎていたからね。
後半は、前半に比べれば、お互い決定機は少なかったかな。
激しくはあったが。 3人が怪我ぎみで交代した。
藤春は走っていたねえ。 最後、ダウンして交代。
このまま、逃げ切った。
東口を中心に守りが安定してきた。
CKからの混戦とソウザが心配だったくらい。
ソウザが攻撃のキーマンになっていたら、セレッソもダメだなあ。
清武も存在感がなかったし。 日本代表の中心になるべきだった選手だったのに。
杉本と柿谷の不在は大きいねえ。
昔のガンバがやっと帰って来たと、見ていて感じたよ。
中身がある試合が出来るようになった。
ボールが奪えて、ボールを繋げて、ドリブルで突破したり、ワンツーで突破したり、チームとして攻撃できるようになってきた。
これが、ガンバが帰ってきたということ。
小野瀬がなかなか爆発しないねえ。
今日は、1回PA内で仕掛けた。 取られたけど。
しかし、あれでいい。 あれをやってこそ、DFは怖いんだから。 続けてたら、やれる。 それだけの力があると見てるんだけど。
今日のあの激しい試合で、小野瀬が走行距離No.1、スプリント回数No.1になっていた。
藤春より多かったのかよお。 藤春より効果的でなかったということかも知れないけど、その内ブレイクするから、やり続けて欲しいね。
それにしても、宮本監督はよくチームを立て直したなあ。
渡邊千真といい、小野瀬といい、今のチームに必要な人材を見つけ、補強した。
渋いインタビューもいい。 軽い監督なんて、要らないからね。
柏も勝ったみたいだから、まだまだ降格戦線はわからない。
安心できない戦いが続くなあ。