Jリーグチャンピオンシップ決勝第2戦が、広島のホームで行われた。
第1戦は、G大阪2-3広島だったので、G大阪はアウェーゴールの関係で2-0で勝ちたいところ。
先発は、第1戦に続いてまたもやFW長沢が起用された。
前半、ガンバはいい試合の入りをした。
前線からのプレスがとても良くて試合を支配した。
サイドの守備も縦を切って、相手のスピードあるドリブルを殺し、中に切れ込まれれば、MFの選手がカバーした。
第1戦にサイドを切り崩されていたのを、ちゃんと修正できていた。
さすが、長谷川監督である。
そして、前半27分、右CKを今野が右足でボレーシュート、相手DFに当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らした。 ラッキー。
そして、このまま前半終了。
1-0は、理想的な試合展開。
2-0になると、今度は広島ががんがん攻めてくるから、2点目はあまり早くない方がいい。
後半開始から長沢に変えてパトリックかと思っていたら、そのままだった。
これは納得がいかないよ。
後半も、前半同様ガンバが攻めていた。
いい感じだ。
ガンバが勝つには、体力等を考えると、後半の後半に追加点を取るのがベスト。
そして、後半20分やっとパトリック投入。遅いよ。
しかし、後半31分、広島は柏の右クロスにCB西野の前にうまく入り込んだ浅野がヘディングシュート。ゴール隅に決められた。
好調東口でも触れない所だった。
途中出場の二人にやられた。
万事休すだよ。 2-0以外、優勝は無理と思っていたので、ほぼ終了。
ガンバはこの後、パトリックめがけて放り込むサッカーになってしまい、このまま1-1で試合終了。
2試合合計、G大阪3-4広島となって、サンフレッチェ広島の優勝が決まった。
広島は、強力なサイドを活かした強いチームだった。
毎年浦和に中心選手を引っこ抜かれながら、こんだけいいチームを作ったんだから、大したもんだ。
それに引き換え、浦和の情けなさ。
ガンバは惜しくも優勝を逃したけど、良くやった。
今年の目標は、ACL制覇だったから。
ACLも準決勝敗退で惜しかったけど、致し方ない。
2位を確保して、来年のACL出場を勝ち取ったのが大きい。
来年は新スタジアム元年だから、大型補強をして、ACLとJリーグの両方制覇を目指さないとね。
今年は、その足がかり。
まだ書き足りないけど、FW長沢の起用は大いに不満。
第1戦は、ラッキーゴールこそ決めたけど、ポストプレー、動き、ヘディング、プレスどれも強いチームのレベルに達していなかった。
なんで、65分も使うかな。
今年の構想では、本来なら赤嶺が出ていないとダメだった。
そのための赤嶺だったのに。
FC東京、ベガルタ仙台での実績とプレーぶりから考えれば、信じられないよ。
ガンバのサッカーに合わないとは考えられないのだが。
宇佐美と合わなかったのかな?
大誤算だった。
それがこの最後の最後、決勝戦に響いたかな。
残念。