Jリーグチャンピオンシップ決勝の第1戦、ガンバ大阪vsサンフレッチェ広島戦が万博で行われた。
土曜日にレッズ相手に劇的な勝利を挙げた準決勝から中3日、なんとFWパトリックに変えて、長沢を先発に起用した。
パトリックに疲れがあったのか、それとも人種差別ツイッターの影響かわからないが、大胆な起用だ。
前半は、どちらも慎重な戦いぶり。
どちらもそれなりのチャンスがあった。
ガンバはレッズ戦勝利の勢いがあって、互角の試合ぶりだった。
前半は、0-0で終了。
後半からパトリック投入かと思っていたら、そのまま。
長沢では、役不足と感じていたのだが、後半15分レッズ戦同様、前からのプレスからボールを広島DFが見合って、長沢がボールをカットして、落ち着いてゴール。
何というラッキー。 前の試合のツキが続いている感じだった。
ガンバは後半33分やっとFWパトリックを投入。
広島が後半35分、右サイド深くにドリブルで入ったFW浅野がシュート。左ポストの跳ね返りをMF柏がミドルを狙うと、コースにいたFWドウグラスが方向を変えて1-1の同点弾を突き刺した。
さすがのGK東口も全く触れないシュートだった。
しかしすぐさま、後半36分、FKのこぼれ球をゴール前にいたMF今野が右足ボレーでゴール右隅に蹴り込んで2-1。
ガンバの勢いを感じられる試合ぶり。
ところが、その流れを一変させる出来事が起こった。
後半41分、オ・ジェソクが清水を押し倒してしまい、レッドカードで一発退場。
ドリブルでボールを運んでいて、少しつかまれながら競り合ったぐらいで、笛の後、突き飛ばした。
そんな怒るほどのラフプレーでもなかった。
話にならん。
これで、今までプレスからのカウンターを軸に攻めていたガンバは完全に自陣に引き、広島に攻め立てられてしまう。
後半アディショナルタイム、広島は右サイドからのFKを獲得すると、佐々木がヘディングで押し込み同点。さらに同アディショナルタイム6分に柏が逆転弾を蹴り込み、広島に劇的な大逆転を食らった。
相手シュートはすべて、GK東口の触れない所へ決まって、東口でもどうしようもなかった。
この試合は、オ・ジェソクのレッドカードで決まった試合だ。
DFがする反則じゃない。
攻められた相手FWへのラフプレーならわかるが、自分のドリブルに対してちょっと手を使われた反則ぐらいで怒っていたら、話にならん。
大罰金もんだ。
守備しかできない選手なのに、こんな反則なんか、やりやがって。
センターバックならともかく、守備しかできないサイドなんて、いらん。
サイドが強力なレッズと広島相手だから起用されてるのだが、ガンバのサッカーに相応しくない選手だから、いつも見ていてイライラするんだけどなあ。
来年は契約解除だよ。
それにしても、広島のサイドは強力だ。
レッズより強力。
かなりセンタリングを放り込まれた。
右が、ミキッチと柏、左が清水。
3人とも、1対1が強い。
完全に広島に勢いがついてしまった。
流れはガンバにあったのに、オ・ジェソクが流れを相手に与えてしまった。
たたでさえ、かなり強いのに、これで難しくなった。
次戦は、アウェーゴールの関係で2点差以上で勝たなければならない。
広島が受け身に立ってくれれば、助かるのだが。
右サイド米倉で、攻め立ててほしいね。
流れを変えるプレーが必要。
となれば、宇佐美の一発。
それが出るかどうか。
中2日だから厳しいけど。