J1で16位と低迷するG大阪は23日、レヴィー・クルピ監督を解任し、G大阪のU―23監督を務めていた宮本恒靖(41)が新監督に就任すると発表した、そうだ。
昨日、「流れが悪すぎる。とにかく、監督交代すべき。宮本恒靖を潰すことになる可能性もあるけど、いい経験になる可能性もある。覚悟を決めて、やってもらいたい。」と書いたばかり。
クラブは宮本氏に新監督就任を要請。5時間にわたる話し合いの末、宮本新監督が誕生する運びとなった。宮本監督は24日の練習から指揮を執り、28日の鹿島戦(パナスタ)が初陣となる。
やっとこさ、決断してくれたか。
5時間にわたる話し合いの末ということは、宮本監督は渋ったんだろうな。
もっと経験を積んでから、やりたかったんだろう。
代表監督や海外まで目指しているだろうから、最初に躓きたくないという思いがあるのかもしれない。
しかし、ガンバのレジェンドとしては、引き受けざろう得ない。
いや、そんな消極的な男でもないか。 今後の体制について長々と話し合ったのかもしれない。
ガンバも満を持して起用と行きたかったところだけど、予定通りいかないのもサッカー。
岡田監督なんて、クラブの監督もやったことがないのに、代表監督をやらされて、名監督になったんだから。
ガンバ期待の星なんだから、頑張って欲しい。
確かに監督としてはまだ若いが、若くて成功した監督もいる。
ジダンは、2005年現役引退。
2012-13シーズンから、レアル・マドリードの下部組織等でコーチ活動。
2016年1月に、44歳でレアル・マドリードの監督に就任。
ストイコビッチは、2001年現役引退。
ユーゴスラビアサッカー協会、レッドスター・ベオグラード会長に就任後、
2008年、43歳で名古屋グランパスの監督に就任した。
岡田武史は、1990年現役引退。
古河電工のコーチに就任後、1997年加茂監督が更迭後の日本代表監督に41歳で抜擢された。
岡田武史の41歳で日本代表監督に比べれば、同じ41歳でガンバ監督の方が遙かに楽だろう。
もっとも、岡田武史の場合、7年のコーチ経験があるのだが。
しかし、ストイコビッチは、コーチ経験なしでいきなりグランパスの監督だからね。
充分やれる可能性があるよ。
選手として成功していたからと言って、監督として成功するとは限らない。
しかし、宮本恒靖は、何より知性派だし、日本代表のキャプテンまで務め、人心掌握術も心得ている。
2012年にブラジル人監督のセホーン氏を5試合で解任し、その後就任し、クラブを史上初のJ2降格させた松波正信と比べる意見もあるが、笑わせてくれる。
松波は、全然監督の器じゃないだろう。 宮本恒靖の比じゃない。
U-23ガンバ大阪の監督としては、2017年は、7勝5分20敗で16位と惨憺たる結果だったが、今年は6勝5分6敗で9位につけている。 向上が見られる。
やれるかどうかはわからないが、十分やれるんじゃないかな。
今年は、とにかく残留出来れば、御の字。
求めるのはそこだけ。
情けない話だがしょうがないし、攻撃サッカーを目指すとか、欲はかかないことだ。