エンゼルスの大谷、初登板で勝利を掴む。

 エンゼルスの大谷翔平が、敵地でのアスレチックス戦に先発、初登板した。
録画したのを見たよ。

 1回を2三振で3者凡退に抑えた。
直球もスライダーも高めに浮いていて、危なげに見えたが、威力で抑えた感じ。
2回表に2点を先制して貰って、期待が高まったが、そうは問屋は卸してくれない。

 2回裏、三振を取った後、少し詰まり気味の初ヒットを打たれ、さらに連打、7番バッターに甘く入ったスライダーを完璧に打たれて、3ランホームランで逆転された。
7番バッターであれだけ飛ばすのかという感じ。
田中将大の大リーグ初年度を熱中して見ていた時も感じたけど、ほんとボールが良く飛ぶ。
大リーガーは、バットを思い切り振り切っているからねえ。
良くあれで、バットがボールに当たるなあ、とも思う。
3者連続で打たれたわけだけど、その後は抑えた。

 3回からは、一人に四球を与えただけで、完璧に抑えてみせた。
結局、打たれたのは2回の3連打だけ。
6回を93球中、ストライクは63球、3安打3失点、1四球6三振だった。
チームとしても、5回に逆転して、勝利を収めた。

 全体的にボールは高かったが、球の威力で抑えた感じ。
それに、高かったけど、全体的にストライクが取れていたのが大きかったと思う。
ストレートは高かったがまずまず。
スライダーが多かった。 高かったし。
フォークは、最初あまりストライクにならなかったが、後半から入りだし、それと共に、多く投げるようになった。
捕手が個性的なリードをしていたように感じた。
前半、スライダーを連続して投げさせ、多投させていたが、終わってみれば、各ボールを万遍なく投げさせていたようだ。
いい捕手なのかな。
大谷は、まだ全力投球という感じではなかったが、抑えてみせた。
田中将大みたいにポカスカホームランを打たれることも出てしまうのか、そうではないのか、これから楽しみだ。
スピードでぐいぐい押せるようになったら、凄いんだが。

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