東アジアE-1選手権の第2戦、日本は、中国と対戦した。
植田が右SBに入ったのには、驚いた。
むしろ、三浦弦太の方がありえるかな、と思っていたんだが。
三浦はいいクロスを上げるよ。 スピードがあるからライン際を駆け上がることもできるし。
前半は、日本がボールを支配した。
北朝鮮戦よりボールが繋がっていた。 慣れだろうね。
ま、選手も攻撃的な選手を揃えたから、これくらいできないと話にならない。
しかし、シュートは少なかったかな。
前半は0-0。
後半も日本のペースだったが、後半12分、ゴール前へ走り込む選手にパスを入れられ、GKと1対1になられるが、飛び出した東口がファインセーブした。 やっと代表で良さを見せれた。
また、たて続きにピンチを迎えるが、シュートをふかしてくれて助かった。
少しずつ日本がペースを取り戻して、後半39分、中央で倉田の縦パスを、小林がフリックして川又がシュートを放つがDFにブロックされる。なんで切り返すんだというプレーだったが、こぼれ球に小林が反応して、触れるが、一度はGKにセーブされるが、こぼれ球に何とか反応して、体を回転させながら、ゴールに蹴り込んだ。体が切れているね。
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そして、後半43分、敵陣浅い位置でルーズボールを拾った昌子が、思い切りよく右足を振り抜くと、強烈なシュートがネットに突き刺さった。 まぐれ。 2-0。
このまま終わると思いきや、後半48分、右サイドでドリブルで侵入してきた選手を、山本が倒してしまって、PK。 これを決められる。 いい雰囲気に水を差した。
この後は、無難に逃げ切った。
ま、もどかしい所もあったけど、北朝鮮戦より良かったし、貫録勝ちという所かな。
アンカーシステムで、しかもインサイドハーフは2人とも攻撃的選手。
これは、アジア仕様の攻撃優先システム。 だから、攻撃はマシだった。
中国はウィングの選手はスピードがあった。
植田は、それを見事に抑えてみせた。 1本スピードで振り切られかけて、クロスを上げられたが、それだけ。
逆に、2度ほどワンツーでうまく抜け出してクロスを上げていたのに、驚いた。 武闘派なのに案外巧いじゃん。
逆に、山本は失格。 クロスを上げるチャンスが3度あったが、どれも精度がなく酷かった。
ウィングに何度かドリブルで侵入されていたし、PKの場面はシュートを打たれることはなかったので、諦めて、クロスを上げさせれば良かったのだ。
攻撃はダメ。 守備もダメ。 なんで選んだのかな?
三浦弦太は、いきなり前線にまあまあのロングキックを蹴り込んで、やってくれるんじゃないかと期待したんだが、無難なプレーに終始していたかな。 守備は無難にいっても、攻撃は違いを見せるために思い切った方が良かったんじゃないかな。 ま、デビュー戦にしては、まずまずだった。
今野のアンカーは良かったねえ。
中央から攻撃させていなかった。 それでいて、前でボールにチャレンジするプレーもあったし。
運動量豊富で、さすが。 アンカーもいきなりやって、ハイレベルで出来るのか。 さすがとしか言いようがない。 これは、長谷部・今野・山口蛍・井手口で盤石だな。 1人あまるが。
大島僚太はもっと見たかった。 どれくらいできるのか?
土居はイマイチかな。 ウィングなんだから、違いを見せないと。
カウンターで1対1になっても、違いを出せなかった。 これじゃあ、ダメだ。
もっと早めに阿部ちゃんを見たかったな。
阿部ちゃんには、落ち着きと冷静さがあるんだよなあ。 メンタルがちょっと遠藤に似ている。