サッカー天皇杯準決勝 G大阪vs広島。
G大阪は、Jリーグチャンピオンシップ決勝の借りをここで返しておかないと、来年が苦しい、という一戦。
G大阪は、準々決勝の鳥栖戦で宇佐美が復活の2ゴールを上げて、完全に登り調子。
宇佐美が復活すれば、G大阪の強さは1ランクアップする。
前半7分、その宇佐美がパトリックが頭で落としたボールをペナルティーエリア手前左からゴール隅にシュートを決める。
そこから決めるのかというシュート。 コースが良かった。
その後、ガンバは落ち着いた試合運びをする。
広島にサイド攻撃されるが、CSの時と違って、縦に突破されることがほとんどなかった。 対策ができてる。
ミキッチのクロスは、切り返した後のクロスだったからさほど脅威ではなかった。
左サイドは封殺してた。
そして、後半29分には倉田のドリブルからつないだ長沢のパスを左足で再びゴール右隅に叩きこんだ。
さすが、宇佐美の決定力。
あんまりシュートチャンスはなかったが、チャンスを確実に物にした。
しかもやさしくないシュートを。
最後は、パトリックと交代で入った長沢まで、ダメ押しゴールを決めて3-0で快勝。
借りを返したぜ。
この試合は、宇佐美がMVPだが、倉田を褒めたい。
運動量が豊富で前線から相手にかなりプレッシャーをかけていた。
そしてなおかつ攻めに効いていた。
2点目は、倉田がプレスをかけて奪ったボールをドリブル。
相手にせられるが、何とかバイタル中央に運んで、長沢にパスした。
体力的にも技術的にもしんどかったと思うけど、やりきったプレー。
倉田は、大成長。 最後まで一番動いていた。
ハリルホジッチが日本代表に呼んでくれた効果だと思う。
宇佐美もこれくらい守備ができたらなあ。
あいつは、接触プレーをしないから。 甘えてるよ。
サンフレッチェ広島は、いつもと比べてパスミスが多かった。
ドウグラスがいなかったのも痛かった。
そして、クラブワールドカップで燃え尽きたかのような印象も受けた。
これくらいの広島なら、しっかり叩いておかないとね。
決勝は、浦和。
こんな準広島みたいなチームに優勝させたらダメだ。
おまえらみたいな根性のチームは、一生優勝できないと、思い知らせないと。