2026 FIFAワールドカップ 北米・アジア最終予選、日本代表は中国代表と対戦した。
日本は、お馴染みの4-2-3-1ではなく、3-4-2-1を採用してきた。
これには、驚いたね。
相手のツートップに対しては、3バックはいいけど、3バックは守備的なイメージしかなく、どうなのかなあ?と思ったけど、試合が進むにつれ、森保監督の狙いが素晴らしかったことが得心した。
中国に7-0と大勝出来た要因は、3バックの採用が一番大きかったと思う。
まず、ウィングバックに三苫と堂安を使って、前の5人で攻めたこと。 4-2-3-1だと4人で1人多く出来るからね。
超攻撃的布陣を採用した。 守備が不安になるけど、相手はツートップだから、3バックは嵌まって、問題ない。
そして、イバンコビッチは日本の4バックに対して、周到に準備してきたと思うけど、その狙いが外れて3バックに対応出来なかったのも大きかった。
森保監督がイバンコビッチに作戦勝ちしたということだね。
試合が始まって、しばらくすると、日本がボール保持で上回り、攻めだす。
前半11分、久保のクロスに堂安がフリーでヘディングシュートを放つが相手Gkの好セーブに会う。
そのCKを相手DFをブロックして、遠藤航をフリーにすることに成功、遠藤が鮮やかにヘディングシュートを決めた。
こんなに鮮やかにセットプレーで得点したのって、超久し振りじゃないかなあ。
こんなに早い時間にしかもセットプレーで得点出来たら、そりゃあ日本はかなり有利に試合を進められる。
その後も攻めまくるのに、点を取れなかったが、
前半47分、堂安がファーサイド目掛けてクロス、三笘が走り込んで来て、ヘディングシュートを決めた。
これは、鮮やかな崩しだった。 前半ロスタイムというとてもいい時間に決めることが出来た。 これで2-0。
後半、中国は5-3-2にシステム変更するも、これで全く攻めれなくなった。
かと言って、守りもよくならず、日本が一方的に攻めて、最終的には7-0にまでなった。
これほど大差になったのは、攻撃陣が楽しくサッカーをし続けたのと、手を抜くとレギュラー争いで負けるという緊張感が手を緩めることをさせなかったからであろう。 日本ではありがちなことだな。
3バックも良かった。 相手が前から来なかったので、町田と板倉がボールを前に持ち出してから、パスを出していた。
基本的なことではあるけど、ちゃんと理解して、やれていた。 ちゃんと指示が出ていたんだろう。 徹底出来ていたと思う。
途中出場の高井もやってたからね。 高井は、U20でもパリオリンピックでもやれてたけど、代表でもそこそこやれてたねえ。
楽しみだな。 冨安・伊藤・板倉・町田・高井とCBの人材が凄いことになってきたな。 皆、身長が高いしね。
WCの最終予選の初戦、日本以外の強豪国が苦戦した中、日本だけが大勝した。
実力通りと言えば、そうなんだが、このまま行けそうな気もする。
バーレーン戦、メディアはターンオーバーするだろうと予想してるみたいだけど、どうかな?
日本が4バックで行くのか?3バックのまま行くのか?、予測出来ないなあ。
中国の4-4-2には、日本の3-2-4-1は良かったが、バーレーン相手にはどうかな?
3-2-4-1を続けて、このシステムの習熟を図るつもりなのか?相手に対して、最適なシステムで戦うことに習熟を図るつもりなのか?、どこまで森保監督が深く考えているのか?わからない。
3-2-4-1を続けそうな気もするんだが。 見くびってるかな。