2022年のJ1順位予想をしてみる。

 2022年のJ1順位予想をしてみよう。

2017年から始めて6年目。 年々進歩している。
今年は、全18チームの「J1順位予想の前分析」に加えて、全18チームの「各チームの選手成績」と称して、Football LabのChance Building Pointを記載、選手個々の成績の把握を試みた。
ガンバ以外の試合を全部見ている訳でないので、そこを補うために。

まず、ACLや過密スケジュールを考慮しない通常スケジュールでの実力の順位予想をしよう。


‘+-は昨年との比較。 (+)はプラス要素、 (-)はマイナス要素
クリック拡大

川崎フロンターレ、ヴィッセル神戸、鹿島アントラーズ、横浜F・マリノスの優勝争いと見た。
ただ、昨年から明らかに戦力ダウンが見られる。
川崎は三苫・田中碧・旗手の移籍、神戸はフェルマーレンの引退、古橋・ドウグラスの移籍、鹿島は町田・犬飼の両CBの移籍、横浜F・マリノスはチアゴ・ティーラトン・扇原・前田の移籍だ。 勿論補強したが追いついていない。 そこに波乱要素がある。
神戸は、比較的うまく補強出来たと思う。 昨年途中からの大迫・武藤の補強でカバー出来たし、イニエスタとの連携向上が期待できるからねえ。
川崎は、昨季のダミアンは出来過ぎだし、左サイドから崩せなくなるんじゃないかなあ。
鹿島は、守りの要の両CBの移籍が痛すぎる。 1人ならね。 それがなければ、鈴木優磨の復帰で1位にしたんだが。
あと、新監督が未来日というのも大きい。
横浜FMは、さすがに移籍が多すぎ。 しかも、ハイラインを1人で支えていたスピードのあるチアゴ・マルチンスの抜けた穴が滅茶苦茶大きい。 チアゴ・マルチンスが怪我がちだった一昨年はチームは不振だったからね。

優勝争いグループに次ぐ上位グループが、浦和レッズ、ガンバ大阪、名古屋グランパスの3チーム。
浦和は選手を入れ替えすぎた。 そして、FWが少ない。 金持ちチームがなぜFWを補強出来なかったか?謎だね。
ガンバは、片野坂監督がチーム戦術を持ち込んで必ず良くなると思う。 日本人で1・2を争う監督。
名古屋グランパスは、得点力を向上しないとダメ。ヤクブ・シュヴィルツォクが試合に出れるかどうかで大違いになる。
出れないと判断。

中位には、FC東京、アビスパ福岡、セレッソ大阪、北海道コンサドーレ札幌、サンフレッチェ広島 とした。
FC東京は、オルトネダ新監督のサッカーが時間がかかりそうだし、新潟でも結局勝ち切れていないからね。
アビスパ福岡は、ルキアンの加入が滅茶苦茶大きい。 得点力不足をかなり解消しそう。 ただ、サロモンソンが移籍したからなあ。 セレッソ大阪、北海道コンサドーレ札幌は昨季からマイナスだし、広島は変わり映えしない。 広島は昨季もっとやると思ったけど、ダメだったから、中位のチームだろう。
湘南ベルマーレと清水エスパルスを下位としたけど、中位まで上がれる要素はあると思う。

サガン鳥栖、ジュビロ磐田、柏レイソル、京都サンガを降格争いとした。
サガン鳥栖は、主力級の移籍が多すぎる。 パワハラ監督も辞めたし。 ただ、代わりに加入した選手たちがなかなかいいので、案外カバー出来るかもしれない。 しかし、普通に考えたら苦しいだろう。
ジュビロ磐田は、ルキアンがいたら期待出来るけど、さすがに22ゴールの選手が抜けたら、ダメになる。 オルンガの抜けた柏みたいに。
柏レイソルは、あの大量移籍を見たら、内部に問題があるとしか思えない。
京都サンガは、J2で守備のチームだからね。 J2で守備のチームはJ1では戦えない。

さて、次にACLへの参戦による疲弊やターンオーバーを考慮した順位を予想してみたいと思う。

上位の予想が変わってくる。
思い切って、ヴィッセル神戸の優勝と予想した。 戦力ダウンを一番カバー出来たと思うので。
J優勝の経験のなさを少し気にしたが、選手個々は代表経験なり昔のチームで優勝経験があったりするので、問題ないだろう。
川崎と神戸の入れ替えは、願望も入ってるけど。 3連覇は許したらダメだろう。
鹿島をかなり押したい気持ちがある。 去年優勝候補としたし、上田綺世・エヴェラウド・鈴木優磨のFW陣は3人で回せばかなり強力だろう。 特に上田綺世は、毎年必ず成長していく男だから。
しかし、新監督の未来日と両CBの移籍は、かなりの下げ要素で無視出来ない。

浦和レッズを7位に下げた。 戦力層(特にFW)が薄いのに今年はACLがあるから。
おまけに、今コロナ感染に襲われているからねえ。 昨年のガンバの二の舞になりかねない。

ガンバを大穴とした。
個々の選手のレベルが高いので、片野坂監督で化ける可能性がある。 それに一昨年実力不足ながらも2位だったから。
宇佐美とレアンドロ・ペレイラは、ある程度復調するだろう。
山見大登の2桁得点がその鍵かな。 技術的にはやれるものを持っていると思う。
ただ、監督にしても山見にしてもいきなり1年目からは、どうなの?というのが普通の見方だから。

あとは、変わらず。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする