J1順位予想の前分析2022 ~川崎フロンターレ~

 J1順位予想に益々力を入れているんだけど、昨年に引き続き今年も各チームの力を布陣からしっかり調べる。
第1弾は、優勝した川崎フロンターレ。

メンバーは、


フォーメーション


選手の出場時間割合とCBP値(クリック拡大)

得点と失点それぞれの偏差値と勝ち点の偏差値の関係(2021年)

得点は横浜FMにわずかに及ばなかったけど、J1では圧倒的レベル。 失点はNo1。
昨年も圧倒的だった。

監督 鬼木 達 6年目。 もう6年目か。 
4-3-3に変更してマンネリを脱してからさらに強くなった。 さすがの手腕。

昨年頭から守田英正が、シーズン半ばで三苫・田中碧、シーズン後旗手、と海外移籍が続いた。
守田英正の海外移籍でこれから川崎の弱体化が始まると記事に書いた。 予想通り、主力の海外移籍が続いたのだが、まだ強さを保っている。 さすがだが、さすがに今年は影響が出るだろう。 チャナティップと瀬古の加入である程度補えたとしても。 代表クラス4人だからねえ。
ほぼ各ポジション2人揃っているが、右SBだけは山根1人しかいない。 なぜ補強しなかったのか?不思議でならない。 山根は昨年ほぼフル出場している。 疲労が蓄積しているはずだ。 怪我をする可能性が高いと思うけどねえ。 家長も35歳、衰えて来てもおかしくない。 家長はハンドオフして相手を近づけないが、あの体を抑える手を横に払えばいいのにと思うんだけどねえ。 そうすれば、バランスを崩してボールを奪える隙が生じると思うんだけど。 要は、川崎の右サイドから攻めて、彼らを疲弊させるべきだ。 そこが弱点だと思うけどなあ。 左サイドが、三苫・長谷川がいなくなって弱体化した。 人のいない左サイドに展開しても、効果的に攻めれないんじゃないかな。 ガンバも1人しかいなかった右SBの高尾が怪我して、とんでもないことになった。 同じ轍を踏んでもおかしくない。 川崎の弱点は右サイド。 徹底的に攻めるべき。

まとめると、
(+)大島の復帰。チャナティップと瀬古の加入
(-)三苫・田中碧・旗手・長谷川の移籍でかなりマイナス。
トータルでは、(-)。

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