親善試合で、U-24日本代表はU-24ガーナ代表と対戦した。
横内・森保監督が現時点でベストと考えてるであろう選手達が先発してきた。
三苫ではなく相馬だったのが意外だったが、三苫は少し怪我してたみたいだな。
まず、世間では大迫ではなく、酒井宏樹がOAで選ばれたのが不評みたいだが、その懸念を払拭するようなプレーを酒井がした。 さすがだった。 相手へのプレスやボールを奪うプレーが力強いし、積極的に攻撃参加もした。
スペースに走り出て、クロスを上げるプレーは昔から良かったからね。 若い頃はそこが売りだったし。
今は、ネイマールをも止める守備力が売りだが。
前半16分、縦へのスルーパスを受けた久保が、DFの股下から強いシュートを放ったのをGKが弾くが、その高く浮いたボールを堂安がダイレクトでボレーシュートを放ち左隅に決めた。 いいコントロールシュートだった。
前半32分、久保からの縦パスに走り込んだ上田が落として、それを久保が受けて、冷静にシュートを決めて、2点目。
前半45分、裏へ走り込んだ酒井がPA右からゴール前にクロスを供給。走り込んだ上田の手前に入ったDFに当たってボールはゴールに吸い込まれた。 酒井がシュートも打てたが、アシストしか考えてなかったみたいだな。
これで、試合自体は決まった。
後半3分、吉田の縦パスを受けた堂安がスルーパス、走り込んでいた相馬がGKを外してゴール右へ蹴りこんだ。
後半11分には、中山の左サイドからのクロスを、上田が綺麗にヘディングシュートを決めた。
最後、後半44分、散々仕掛けて決めれなかった三笘がPA手前の中央でボールを受け、1人交わしてシュートを決めた。
見事に、前線の5人が点を決めた。
決めて欲しい選手達が皆決めて、これで自信を持てるだろうし、調子にも乗れるだろう。
最高の結果だったな。
まず、守備が盤石で、ボールを奪い取れてショートカウンターをかけれるのが大きい。
2列目の選手はドリブルで仕掛けるのが得意の選手達だから、ショートカウンターで1対1を作り出せたら、そりゃあ活躍する。 遠藤のボール奪取が抜群だし、田中碧も元々は守備的ボランチで、ボールを奪えるからねえ。
吉田・冨安・酒井でDFラインはとても強固。 吉田のビルドアップ能力がとても目立った。 後ろで回していて、最後、縦パスを入れていたのは吉田。 冨安もかすんでいた。
左SBの中山雄太も守れてた。
上田綺世をもっと活かせるといいんだが。 2列目との連携をもっと上げる必要がある。
2列目が得点力があるので、やっぱりポストプレーの出来るFWがいいんだけどね。
2列目と一番絡めるのは、上田だだから、上田がFWの中心だな。
GKは、谷を選んできたな。
Jでのプレーを見たら、当然だと思うけど、森保監督が広島びいきだから、どうかな?と心配していたんだが、さすがに谷を選んできたな。 谷は少しだけ難しいシュートを1本防いだ。 しかし、その後のCKのボールを前に飛び出して、触れることが出来なかった。 あれは、マイナス点だな。 足元はまあ無難にこなしていた。 1本だけ出し処が無くて、中央にミドルパスを出して、カットされたのがあったのが、減点対象かな。
まあ、あまり攻撃されなかったので、この試合だけで評価するのは難しいな。
五輪代表で場数の多い身内広島の大迫を選ぶのか、Jでの実力No1の谷を選ぶのか、どっちになるのかな?