J1第12節、ガンバ大阪はアウェーでセレッソ大阪と対戦した。
4-3-3というより4-1-4-1に近かったのかな。
まあ、攻撃的に出たのかな?
前半は、お互いチャンスがあった。
前半9分、FKで大外にクロスを上げると、そこに大久保が走りこんできて、ダイレクトシュート、しかし東口が至近距離でも反応して、右足に当てて、防いだ。 ビッグセーブ。 相変わらずの反応の良さ。
今度は、ガンバ。
前半24分、CKからのこぼれ球を山本悠樹が後ろ向きから浮き球を右サイドに、それを宇佐美が何とかクロスを上げて、ペレイラを越してきたのを、フリーで矢島がシュートを放つがGKに防がれた。 相変わらずの決定力のなさ。
山本のパスはセンスがあった。
今度は、セレッソ。
前半35分、中央へ左足で横パスを清武がスルーして、走り込んだ藤田がPA手前から強烈なシュートを放つが、東口が弾き出した。 いいコースに飛んでたけど、さすが東口。 ミドルシュートは絶対決めさせない安心感があるよな。
前半42分、豊川はがPA左からクロスを供給するが、福田の腕に当たる。 その時はハンドでないと判定されたが、VARでハンドと判定。 あれはハンドだった。 腕が少し上がってたからね。
しかし、そのPKを豊川が左ポストに当てて失敗。 東口からのプレッシャーを感じてたのかな。
前半は0-0。
まあまあガンバも攻撃出来てたけど、セレッソの方がチャンスが多かった。
井手口のプレスがイマイチ嵌ってなかったな。 IHだと勝手が違うのか。
後半29分、藤田がPA手前から左にパスを出したのを、中島がミドルシュート、ブロックに入った井手口の足に当たって、ボールが浮いて、ゴール右上へと吸い込まれた。 あれでは、東口はどうしようもない。 タイミングも外されてるし、コース的にも。
まあ、あういう偶然とか混戦とかからしかゴールを取られないんだけど、その偶然が出たな。
これで苦しくなったな思って見てたけど、
後半35分、FKがクリアされたのを、PA手前中央で昌子がダイレクトでシュートを放つと、加藤の手に当たってPKを獲得。
これを、パトリックが蹴りこんだ。
パトリックのPKは、安定感があるんだな。 旨くなったもんだ。
そして、このまま1-1で試合終了。
後半はチャンスらしいチャンスがなくて、押されてたから、結果は良しなんだけど、それにしてもチャンスが作れていない。 攻撃がからしきダメだ。
ペレイラがダメだし、チアゴもダメだな。 2人とも守備はしないし、攻撃もダメ。
ペレイラは、パトリックみたいにロングボールのハイボールで全然勝てていないんだよなあ。 点が取れていない上に他の点でも役に立っていない。 パトリックのサブには、一美を使った方がいいよ。
チアゴも1対1のドリブルで3戦3敗じゃないか。 大したことないな。
守備がダメなら攻撃でスーパーでないと、使えないよ。 ハードワーカーを使った方がまだいい。
黒川が少しずつ試合に慣れてきたかな。
数人交わしたドリブルがあった。 でも縦に抜けてセンタリングを上げたのは1本もなし。
重心が低い走りをする所に魅力を感じるけど、まだ1芸を出せてないなあ。 あるのか、ないのか?
あと、左足でしか蹴れないみたいだな。 短い簡単なパスでさえ、左足に持ちかえてる。 あれで、プレースピードが落ちるんだよなあ。 あれは、直さないとな。
セレッソの中央の2人、ダンクレーとチアゴは高さに恐ろしく強かったな。
アーリークロスはすべて弾き返された。 ペレイラもダメだった。
何か最近Jリーグの試合を見てて感じるんだけど、ゴリゴリのフィジカル外人FWに対しては、フィジカルのある外人CBをぶつけて、守るというのが増えたと思う。
パトリックに川崎がジェジエウをぶつけたように。
この前、広島のジュニオール サントスとジェジエウが肉弾戦をやってた。 あれを見て、あれがサッカーか? ボールなんて関係ないじゃんと思ったね。
昔は外人枠が3人だったので、攻撃の選手しか外人を取れなかった。 しかし外人枠が5人に増えたので、CBに外人を使えるようになったんだな。 そこが大きい。 また、Jのサッカーが少し変わるような気がする。
今までは、フィジカルを生かして外人FWが点を取れてたけど、これからはフィジカルだけでは、そう簡単に取れなくなる。
話が逸れた。
それにしても、ガンバは攻撃を組み立てられない。
宮本監督には、攻撃を組み立てる能力がないかもな。 これだけのメンバーがいるんだから。
これがあと2,3試合続くようなら、監督交代を視野に入れないとな。
山口智ヘッドコーチを出したのは痛かった。 依田 光正新コーチの存在感が全くないんだが。
鹿島は速攻で手を打った。 鹿島はサッカーを変える目玉として取ったザーゴでも、素早く解任した。
宮本監督は、どうしようもない状態のチームを残留に導き、去年も2位にした実績があるし、ガンバののかけがえのない人材だけど、宮本監督と心中するわけにはいかないからね。