***** 前半戦がほぼ終わったセリエAで「ボール奪取及びクリア数ランキング」の1位に輝くのは、リーグ集計で190回を数える冨安だ(第18節終了時点)。
攻め込まれる頻度の高い地方クラブの選手に偏りがちな数字とはいえ、優れたDFの指標である同ランキングは2位にローマのイバニェス(167回)、3位にフィオレンティーナのミレンコビッチ(157回)、さらに6位(141回)には僚友のベテランCBダニーロが続く(こちら)。 *****
これは、凄いな。
守備の国・イタリアでNo.1のボール奪取&クリアの数字を出しているんだから。
さらには、元イタリア代表DFコスタクルタが、第18節ベローナ戦において左CBとして1-0の完封勝ちに貢献した働きぶりに対して、
「“読み”だよ。プレーの先を読んで先手をとる能力や一つひとつのプレー精度の高さは驚くべきものだよ」
時代を代表する名手や猛者たちを引き合いに出しながら、「確かトミヤスはふた月前に22歳になったばかりのはず……」とつぶやき、末恐ろしい選手だと刮目した。
名DFだったあのコスタクルタがねえ。 驚き。
ベローナ戦後、中継番組の試合後インタビューに応じたボローニャのミハイロビッチ監督は、
「両SBができるし、CBもできる。頭も使える」
「弱点があるとしたら、ずる賢さや意地の悪さが足りないところだ。トミヤスは悪い考えができない。(生真面目とされる)日本人だからな。だが、SBとして右も左もできるし、CBもやれる。両足が使えてスピードもあり、(空中戦で)頭も使える。重要な選手だ。日本人とは思えん(笑)」
「ずる賢さや意地の悪さが足りない。日本人だから。」というのが、笑える。
日本人の誠実性の評判の高さは、もう鉄板になったな(馬鹿にもしてるんだろうが)。
第11節ローマ戦(1-5)で披露した華麗なテクニック(動画)には、驚いた。
久保建英がやりそうなプレーだよ。 こういうことも出来るんだよなあ。
セリエA第14節のアタランタ戦で今シーズン初ゴール(動画)
チップキックでゴールだからねえ。 FWばり。
ウディネーゼ戦での今季2ゴール目(動画)
これは、CBらしいゴールだけど。
MF、FW、CBがするようなプレーの動画を並べた。
この万能性は凄いね。 一番得意なのがCBの選手がだから。
久保建英が日本サッカー史上No1のプレイヤーになるとU17の頃から思っているけど、冨安がなるかもね。
日本サッカーの大谷翔平みたいな存在になるのかも。 守備が出来て、攻撃も出来るという。
日本人離れしたフィジカルがあるのも共通点。
森保監督が冨安を大分以前に日本代表に抜擢した。
五輪代表と兼ねてというより、純粋に代表に抜擢した。
へえ~、そうなのと思ったけど、流石に見る目があるねえ。
自分はここまでの選手になるとは思わなかったなあ。 まだ発展途上だけど。
DFの良さは素人にはわかりにくいからなあ。