J1の高額年棒プレイヤーは、どうだったのか?

 J1の高額年棒プレイヤーは、どうだったのか?考えてみたい。
というか、いるチームがどうだったのか?かな。

2019年度の推定年棒が5000万円以上のプレイヤーの一覧表を作ってみた。
高額年棒のチーム計が多いチーム順に並べている。
サッカーダイジェストに掲載されていた額だ。

高すぎるだろという選手を灰色に、安いなという選手をピンク色にした。
長年の貢献で年棒が高くなっていて、今その働きが出来ていない選手については、灰色にしていない。

まず驚くのは、ヴィッセル神戸だ。 
高額年棒のチーム計が、45億円って、ありえない。 イニエスタを除いても、12億5000円あるからね。
イニエスタに関しては、高いのか安いのかわからない。 宣伝効果が莫大にあるので、判断しようがない。
ヴィッセルに留まらず、J全体に与えている影響は計り知れない。
トーマス・フェルマーレンの5億弱には笑った。 バカだろ。
ジェジエウやチアゴ・マルチンスの方がいいからね。
酒井 高徳の1億4500円は高すぎるし、ダンクレーの1億2500円も高すぎる。
セルジ・サンペールの1億8800円にも笑った。
ドウグラスの1億5000円も値しないね。
ヴィッセル神戸は、バカすぎる。 イニエスタだけじゃなかったんだな。
こんなの経営が成り立たないだろう。

浦和レッズも、高額年棒選手が多いな。
他チームから取る時に、高額年棒を提示するからというのがあるからだな。
あと、長年プレーしてきた選手の年棒を下げれないというのもある。
そういう時は、世代交代しなければならないんだろうな。
なんか、末期症状的だな。 これを見ると。

川崎フロンターレは、成績がいいから、年棒が自然と高くなったので、何ら問題ない。
ジェジエウが、5700万円って、安すぎるだろう。
フロンターレって、いいブラジル人をブラジルから直接探してくるんだよなあ。
ガンバは、日本に連れてこられたブラジル人のプレーを見てから、買うというのをしているので、スカウトの力の差を感じる。
谷口 彰悟の5700万円にも驚いた。
ジオゴ・マテウスは、失敗したな。

ガンバ大阪は、まあ適正価格かな。
井手口 陽介の5300万円は安いけど、まだ若いからだな。 いきなりは跳ね上がらない。

名古屋グランパスのマテウスの6000万円は安い。
今年の活躍は素晴らしかった。 ただ、大宮で4年もくすぶっていたんだな。
去年、横浜FMでプレーしたのがきっかけで、今年、開眼したという感じか。

柏レイソルのマイケル・オルンガの9000万円は結果的に安かった。
しかも、カタールに移籍金700万ユーロ(約8億8000万円)で移籍するというからね。
あれだけ活躍してもらって、さらに儲けれるなんて、オルンガ様様だな。
レイソルは、J2に落ちて高額投資をして経営的に危ない所はあったんだけど、賭けに勝ったな。

横浜 F・マリノスのチアゴ・マルチンスの6800万円も安いな。 昨年は不調だったけど。
エリキの6000万円も安い。 横浜も凄くいい買い物している。
シティ・フットボール・グループと提携したのが大きかったな。 その優れたスカウト網を利用出来たのが。
もっとも、昨年提携を解除するという話が流れ、それが否定されて、今どうなっているのか?

鹿島アントラーズのクォン・スンテの7000万円は高いな。 沖が出てきた今となっては。
鹿島の最高年棒とは、信じられないね。
レオ・シルバとエヴェラウドの6500万円にも驚いた。
レオ・シルバが、こんなに安いとは。 あれだけ活躍して、まだこの年棒なのかと。
ジーコがいるから、文句が言えないのかもね。 安いから、出ていくとは言えんだろう。
鹿島の年棒全体が安すぎる。 土居で4800万円だからなあ。
鹿島は、経営力も凄いんだな。 選手にとっては不幸だけど。
エヴェラウドとか、ジーコがJリーグに適した安いブラジル人を探してくるからなんだろうし、ジーコに誘われるから来てくれるんだろう。 ジーコ効果は今でも絶大だな。

湘南ベルマーレは、唯一の高額年棒プレイヤーがタリクで失敗したな。 痛いよな。

大分トリニータは、高額年棒プレイヤーがいない。 これがまた凄いこと。
そして、そのことが、鈴木 義宜、岩田 智輝、田中達也の流出に繋がったのかな。

さて、チーム毎の表にすると、

グラフにすると、

高額年棒合計額(万円)と勝点の関係
(神戸と浦和を除く、グラフから大きく外れるので)

高額年棒合計額が高いから勝点が多いのか、勝っているから年棒が高くなったのか、どちらが先かは何とも言えないけど、金がないと強くならないというのは、真実だな。
ただ、金があってもダメなクラブはある。 神戸と浦和だね。
逆に、金がなくとも勝っているチームはある。 大分トリニータだね。
しかし、それはひとえに片野坂監督のおかげ。 彼が引き抜かれたら、ディ・エンドだな。

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