いよいよJリーグが再開した。
リーガの久保のプレーは見ていたけど、久しぶりの日本のサッカー。
J3だけど、ガンバ大阪U23の試合を見た。
J3の開幕戦、ガンバ大阪U23はホームでカマタマーレ讃岐と対戦した。
U23の試合なので、試合の勝ち負けより、個人のプレーぶりを見ることになる。
誰が、近々の将来、トップチームに上がって来るのか?
システムは3-1-4-2に、見えた。
変わったシステムだな。
3バックの中央にタビナス ジェファーソンが入っていた。
たまたま、ガンバTVに映ったプレーぶりが良かったので、自分が注目する選手。
確か、左SBだったと思うんだが、今日はCB。
フィジカル的にはCBも十分。 堂々のプレーぶりで、両チームの中で抜けていた。
まだ、正確性に欠けるが、スピード溢れるロングフィードとか魅力的だった。
本人は、攻撃したい気分が溢れ出ていて、ドリブルで持ち上がろうとしては、何度か取られていた。
森下監督に注意されたのか、後半そういうプレーはなかったが。
左には山口 竜弥がいるので、タビナスはCBをやったんだろうが、本人は左SBをやりたそうだな。
川崎からのレンタルという存在であることも含めて、これからどうするんだろうな?
次に目に付いたのは、FW唐山。
AFC U-16選手権2018を制したU-16日本代表のプレーを見て、注目するようになった。
「唐山は、凄いという感じは与えないけど、不思議と点を取る選手。 能力をFWに特化している感じだ。 フィリッポ・インザーギみたいな感じ。」というのが、当時の感想。
今も変わらない。 古典的なFWという感じだ。
今のFWは、スピード系・ドリブル系・フィジカル系の3タイプに分かれることが多いが、唐山はそういうのではなく、点を取るためのプレーをするという感じだ。 どれか特別な技術や特徴があるのではなく、点を取るために色々なプレーをしている印象を受ける。 ドリブルもそこそこやれるけど、こだわっていない。 ポストプレーもしても、素早くボールを渡して、ゴール前にポジションを移す。 今では、返って新鮮に目に映る。
まあ、期待の選手なのだ。
1点目は、CKのハイボールを高い打点でヘディングゴールを決めて見せた。
ちょっと驚いたな。 DFの後ろから高い打点で押し潰した感じだった。
フィジカルが付いてきたのかなあ。
2点目は、逆転されて苦しい感じだったが、ここに出せと手で示して、市丸の裏へのパスを呼び込み、ワンタッチでゴールに流し込んだ。 唐山らしいゴールだった。
得点以外に見所のあるプレーはなかった。 それが、ある意味、点を取るためのプレーをするという唐山の特徴が、大いに出たプレーぶりだった。
2019年は、8ゴールを上げているけど、今年は倍以上取るだろう。
まだ17歳だからねえ。
高木 大輔が出ていた。
こちらに出るのか。 さすがにキレのあるプレーをしていたが、差を見せつけるまでではなかったかな。
市丸は伸び悩んでいるなあ。
1本、唐山にラストパスを通したけど。
ワンボランチだと、試合を通してゲームを支配しないとダメだ。 チームのパスの中心になれていない。
その他の選手はあんまり。
ぽんぽんとパスが繋がるプレーは、なかったな。
チーム練習がほとんど出来なかったらしいから、しょうがない所もあるけど。
年齢から言って、昨年からの大きな積み上げがないとおかしいんだけどなあ。