ちょっと見て驚いたデータ。
各国の技術貿易収支の推移。
特許料やブランド、技術供与などの技術貿易収支なのだが、日本はいつの間にか世界第二位になっていて、米国にも迫る勢いだ。
英国やドイツの1.5倍もある。
日本企業のアジアへの生産シフトに伴う子会社からの受取額増加も含まれているけど、それは他の先進国も同じ。
日本の会社は特許申請を強化して、非生産的な仕事をいたずらに増やした感もあったけど、何とか実を結んだのかな。
もっとも、会社で特許関連に費やしている費用が、技術貿易収支と釣り合っているとはとても思えないが。
まあ、防御力にはなっているとは思う。
まあ、日本はいろんな世界のルール変更に苦しめられたけど、何とかそれに対応して、逆にルールの恩恵を受ける立場になってきているのかな。
日本企業は、自動車以外の製品メーカー総崩れの状態になっても、素材で儲けるスタイルに変化していって、何とかやっている。
激動の時代に何とか対応していっているという感じだな。