ヘッジファンドから資金が引き揚げられてる(株勉)。

 経済誌でヘッジファンドに関する面白い記事を見つけたので、紹介。
ヘッジファンドから資金が続々と引き揚げられてるそうだ。
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大手証券会社と年金運営機関からのヘッジファンドへの資金額の変動(単位:億ドル)(東洋経済)

 大手証券会社と年金運営機関からのヘッジファンドへの資金額が、2014年から続々と引き揚げられている。
総計すると、おおざっぱで、3兆円弱だ。
日銀のETF買入れ額が、年間1兆円だから、結構大きな額。

 これは、ボルカールールによるもの。
2008年のリーマンショックの対策で決められた、「銀行の市場取引規制ルール」で、自らの資金で自社の運用資産の効率を図るためにリスクを取って、金融商品を購入・売却また取得・処分をする事を禁止する。2015年7月に完全実施予定。

 これは、銀行への規制だけど、証券会社とか年金運営機関も見直してるみたい。
ただ、ボルカールールも期限を2015年7月から2017年6月に延期されてるそうだけど。

 さて、日本株へのヘッジファンドの影響が減ってるかどうかが、知りたいところ。
ヘッジファンドの半期決算は、5月末か6月末。
この時期が、要注目。

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