日経平均が、ついに世界同時株安前のレベル17800円に戻った。
2016年の日経平均株価の推移。
年初に元の切り下げで一気に16000円まで下落。
そこから17800円まで回復したが、そこから原油安のせいだと思うが、世界同時株安に陥った。
あれから、9か月何と株安にさせると思われたトランプ大統領誕生が、逆に株価を爆上げさせた。
まあ、もともと10月から株価は順調に上昇していたんだけどね。
もうい、そろそろ一旦落ち着きそうな気がする。
17800円というのは、基準レベルになっていると思うから。
さて、投資主体別売買動向がどうなっていたか。
投資主体別売買動向
(※単位:百万円 ピンク:1千億円以上、灰色:マイナス) (クリック拡大)
日銀購入を含むあの「信託銀行」でさえマイナスになっていたのに、9月から「自己計」がプラスになっていた。
「自己計」とは証券会社が顧客のためではなく、自ら行った売買を指している。
すなわち、証券会社が必死になって、買い支えていたんだと思う。
今回の株高で証券会社は大儲けしたんじゃないだろうか。