日銀の怪しげな追加緩和で株価乱高下。 面白かった。

 昨日の日銀会合は、注目された。
日銀にもう打つ手はないように思われたし、あっても最終兵器的な策は今出すべきではないと考えられたからだ。
かといって、過去3回は何も対策しなかったので、もうそろそろ何かしないとという変なプレッシャーがかかっていた。
そんな中、打ち出された策は、「ETFについて、保有残高が年間6兆円に相当するペースで増加するよう買い入れを行う(現行の約3.3兆円からほぼ倍増)」だった。
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7/29の日経平均の推移。

 過去の日銀会合の日経平均は、昼休み中にいち早く情報を手に入れた関係者の手によって、暴落または暴騰する。
そして、その反動が起こるというものだった。
今回もそうなった。
ETF倍増は、異次元緩和でもないので、昼に暴落、そして反動で上昇。これがまた上昇しすぎた。
そこでまた暴落。
しかし、やっとここで冷静な判断が働いたようだ。
ETF倍増は、円安につながるような策ではないが、株価には上昇要因だと。
そこで、また株価は上昇した。
2回の乱高下なんてとても珍しいのではないかな。
v
過去3回の日銀会合の日経平均の推移。

 今回は、特別。
市場も判断に迷ったのではないのかな。
面白かった。

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為替レートの推移。灰色の線。

為替レート的には、無策だったので、珍しく株高・円高になった。

 

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