スペイン風邪の時を参考に、コロナの今後を占ってみる。

 1918年から1920年に流行したスペインかぜは,全世界で患者数約6億人で,2,000万から4,000万人が死亡したとされている。
この武漢ウィルスの状況は、このスペイン風邪以来の大パンデミックなので、スペイン風邪の時が大いに参考になるんだろうと思う。 当時に比べれば、医学が大進歩しているので、被害は少なるなるはずだが、交通が発展して、感染拡大が起こりやすいデメリットもあり、まあどうなるのかな?

 日本では、患者数が2,300万人,死者38万人という流行を見た。
その状況を詳しく分析したサイトがある。

まとめは、この表。

注目したいのが、死者数の推移だ。

日本の月別死者数の推移(スペイン風邪)。
参考に、武漢ウィルスのイタリアの3月の死者数も載せた。

当時の日本の人口は、5,500万人。 イタリアの現在の人口は、6,048万人。 似たような人数で比較しやすい。
また、医療崩壊しているイタリアと当時のなすすべのない日本と言うのも似ているかも。

単純に死者数を見れば、イタリアは当時の日本の3分の1くらいか。

スペイン風邪は、3回の流行の波がやってきた。 第3波はピークが2,000人くらいで小さな波。

気になるのは、どれくらい流行の状況が続くのか?だ。
第1波は、感染拡大してから鎮静化するまで、9か月も続いた。
9か月というのは、恐ろしく長い数字だ。
9か月もロックダウンして経済を止めるわけにはいかない。

スペインかぜはヒトにおけるA型インフルエンザウイルスによる流行である。
インフルエンザは暖かくなれば、流行が収まる。
しかし、武漢ウィルスは、インドネシアやブラジルの熱帯でも流行しているので、暑さによる衰退にそこまで期待できないと思う。 そうだとすると、9か月で済まないかもしれない。

上の表で、人口に対するする割合を計算してみた。

第1波で、大半が感染したみたいだな。
第2波では、死者が多かったが、患者数はさほど多くない。 なぜかはわからないが。

人口の4割くらい(実際には6割くらい?)で、集団免疫を獲得して、収まったという感じかな。

ワクチンが出来ない限り、感染を抑えられないと思う。
ロックダウンすれば、感染爆発は抑えられるけど、解除すれば、また感染は広がると思うけどな。
となると、如何に爆発させないで、徐々に感染を広げるか、というとても困難な問題を解かなければならない。

ロックダウンすれば、経済がぼろぼろになるし、食料確保の問題が出てくる。
2か月がロックダウンの限界じゃないかな。
となると、感染が広がるのは、しょうがないと受け入れざろうえないんじゃないかな。
死者が増えないように、アビガンとかの薬が効けばいいんだけどね。

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