ソフトバンクの前副社長アローラ氏の辞任には裏があった。

 ソフトバンクグループの副社長を務めていたニケシュ・アローラ氏の在任中の行為を巡って米証券取引委員会(SEC)が同社を調べていると報じられた(こちら)。
 どういうことかというと、
ソフトバンクは1月末、「株主の利益を代表していると自称する」米国の法律事務所から、アローラ氏が利益相反に関与した可能性や経営判断のまずさなどを指摘した上で、内部調査を求める複数の書簡を受け取った。

 書簡には、ソフトバンクの副社長と米国の投資会社シルバーレイクの幹部を兼務していたアローラ氏が、ソフトバンクのために行うべきだった投資と同様の取引をシルバーレイクのために行ったことは「シルバーレイクを利し、ソフトバンクの利益を損なう恐れがある」とあった。

 ソフトバンクは、内部で調査を進めていたようだ。
危ないかもしれないと判断したのだろう、この件で前副社長アローラ氏で辞めたんだな。
表向きは孫社長が続投する意向に気変わりしたので、アローラ氏が不服で辞めたみたいになってたけど、これか。

 この件が、今後どうなっていくかは、わからない。
問題があるとしたらアローラ氏なんだろうけど、ソフトバンクも責任を問われるかも。
2兆円近い株を売った件も、何か裏があるかもしれない。
ソフトバンク株も一時前日比3%安まで下げたようだし、風雲急を告げてきたみたいだな。

 ソフトバンクは12兆円の有利子負債を持っている大借金企業だ。
1年以内に1兆円近い社債を返還しなければならない。
売った株の半分は返還に消えるということだろう。

 変なことが起こると、一転危なくなりかねない。
社債は大丈夫だろうか。 心配になってきた。

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