サッカーWC、日本は選手全員ベストのプレーを見せるが、それでも負けた。朝5時の熱狂。

　ロシアワールドカップの決勝トーナメント、ベスト８をかけた戦い、日本対ベルギー戦が夜3時から行われた。
時間など気にせず見れるところがいい所。
日本は、世界中の議論を呼んだグループリーグ最終戦を突破して、余力を残してこの戦いに臨んだ。

　ベルギーは世界ランク3位。
その圧倒的な攻撃力をどう抑えるか。
前半は、何とか耐えて、後半立て続けに日本がカウンターから2点を取った時は、熱狂した。
寝転んで見ていたけど、点を取ってから、起きて座って見ていたよ。
力が入った。
しかし、ベルギーは背の高い選手を二人入れて来て、それから高さとスピードを前面に押し出して、攻撃してきた。
それでも、日本はベルギーDFの所に圧力をかけて、そこからいいボールが前に出ないようにして、うまく抑えていた。
しかし、多分ベルギーは、ゴール前に折り返そうと思っていたと思うんだけど、そのボールがGK川島の頭を越えて、ぎりぎりゴールに入ってしまった。
あれは、アンラッキーだった。　そして、それがベルギーを勢いづかせた。
あとは、ベルギーの怒涛の攻撃の前にさらされて、逆転された。
しかし、過去のWCと違って、その間日本も反撃を見せていたから、単にやられたのとは違う。
そこは、日本の戦うスピリッツを見せれたんじゃないかと思う。
だから、ブラジルWCの時とは違う満足感があった。

　試合直後のインタビューで、選手が続々と登場したけど、皆悔しくて言葉が出ない感じだった。
それは、当然。
何人目かで、長友が出てきた。
長友は、やり切った感を出していて、さっぱりとした表情で、悔しいけど全てを出し切りました、と言っていた。
長友いいキャラクターを出しているよ。
自分も、皆すべてを出し切ってくれたと思う。
振り返ってみて、選手全員がベストのプレーを見せてくれたんじゃないかなあ。
だから見終えて、凄い満足感があった。負けたけど。
負けたのは、相手が相当強かったから。
正にランキング3位通り、ブラジル、フランスに次ぐ3番目に強いチームだと思う。
それにしても、2－0だったから、惜しかったんだけど。

　この満足感のあと、そのまま熟睡したよ。