ネットを見てたら、日米巨大ロボ対決という記事を見つけた。
何だか面白そうと読んだら、確かに面白かった。
日本の「水道橋重工」という会社が、人が搭乗して操縦する巨大トイロボット「クラタス」を世界で初めて既に開発していた。
そこに、米国の「MegaBots(メガボッツ)」という会社が、米国初の搭乗型巨大ロボ(2人乗り)「メガボッツ・マーク2」を開発、それを動画で公開して、「水道橋! 君たちには巨大ロボットがある。僕たちも巨大ロボットを手に入れた。次に何が起きなきゃならないか分かるだろう? 決闘を申し込む。1年後に戦おう」と挑戦状をたたきつけたのだ。
これが、アメリカ丸出し。
グラサンをして、米国国旗をまとった米国人二人が、こちらに向かって歩きながら、挑発してくる。 米国映画みたいな演出。
そして、巨大ロボットにペイント弾を撃つ銃を持たせて、車に向けてぶっぱなしているという映像。
これは、実にうまい宣伝。
一方、水道橋重工の倉田光吾郎は「巨大ロボットは日本の文化。他の国に勝たせるわけにはいかない」と受けて立った。
「ブン殴って倒して勝つのがやりたい」と格闘戦を要求(こちら)した。
この成り行きに、鉄人28号、マジンガーZ、ガンダム、トランスフォーマー、エヴァンゲリオン…等々、営々と系譜が受け継がれる伝統を日本が死守できるのか、海外からも注目されている、と。
こういう記事を見たら、負けるなよ、という気になる。
そして、子供の頃、鉄人28号を見たと書きかけて、いや見たかなと調べてみたら、物凄く古くて、さすがに見れていない。
見たのは、マグマ大使とかバビル2世のポセイドンとかだ。
いずれにしろ、初期アニメ世代にとっては、面白い話だ。
それにしても、アメリカ人はこうやって何か面白いことをやりだして、アピールするのがうまい。
この戦いは、いずれ世界大会になってゆくような気がする。