健康保険の財政の実態。

 リタイアすると、国の年金とか健康保険が大丈夫か気になってくる。
最近雑誌で読んだ健康保険について。
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医療費の財政構造

 医療費総額43兆円の何と4割を税金で賄っている。
ばか高い保険料だけど、それでも5割にしかなってない。
まあ、だれがどれだけ負担するのかは、難しい問題。
現状でしょうがない気もする。
如何に総額を減らすかに問題があるのだろう。

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各組織の加入者1人当たりの保険料 (単位:万円)

 国民健康保険の収入がえらく多いと思われるけど、保険料収入はわずか8.2万円で全体の21%。
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国民健康保険の収入の内訳

他の組合の収入は、ほとんどが保険料収入だけど。
国民健康保険も実質大赤字なのが、良くわかる。
保険料収入がわずか8.2万円というのは、ほとんどが無収入で計算されているような物だ。
これは、酷い。
恐らく、自営業者は経費で利益がないように申告しているんだろう。

 おまけに、健保組合・共済組合・協会健保も支出の内、5割しか組合員の医療に支払われておらず、実に4割強が、前期高齢者納付金・後期高齢者支援金・退職者供出金に支払われているという悲惨さ。
税金かなと思っていたら、各組合の保険料から高齢者医療のお金が支払われていたんだ。
道理で、サラリーマンの時の保険料がばか高かったはずだ。

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