以前、西宮近辺のラーメン街道でのラーメンについて記事を書いた。
今回は、その京都南編ということで。
京都には、絵を見によく行く。
美術館が多いから。
そのとき、ラーメンをよく食べる。
一番のお気に入りは、「ラーメン研究所」。
大仰な名前だけど、普通のラーメン屋さん。
味へのこだわりをアピールしたいんだろう。
JR京都駅から西に500mほどの所。
とんこつラーメンが、旨い。
初めて食べた時は、めちゃくちゃ旨く感じた。
今では、ほどよく旨い。
ぐるなびの評価がイマイチなのが、納得いかん。
ミニチャーハンとセットで食べるBランチがmy定番。
JR京都駅の東すぐにある、人気店『新福菜館本店』。
醤油ベースの黒っぽいスープが特徴。
黒っぽすぎて、ぎょっとする。
どぎついことはなく、まあ旨い。
ここは、チャーハンが旨い。
その『新福菜館本店』の隣ににあるのが、「第一旭 たかばし本店」。
こちらの方が、行列は多いような気がする。
醤油ベースのスープ。 オーソドックスな味かな。
普通に旨い。
JR京都駅には、京都拉麺小路(ラーメンこうじ)がある。
伊勢丹の10F。 8店ほど、出店している。
その中の「坂内食堂」の喜多方ラーメン。
太目のちぢれ麺に、独特の塩味スープがからんで、美味い。
豚骨スープということだが、普通とは違う。
喜多方ラーメンは初めて食べたが、旨いよこれは。
「ラーメン研究所」ばかりでもなんなんで、今新規開拓をしているところ。
京都吉祥院にある「彩華」。
白菜のたっぷり入ったラーメン。
白菜の甘さが濃厚な、一味違うラーメンである。
一度食べてみる価値はある。
西大路にある「京都塩元帥」。
評判がいいようなので、行ってみた。
塩ラーメンが定番のよう。
さほど、旨いとも思えない。普通。
店員さんの接客は、抜群だけど。
それにしても、日本にはラーメン店が多い。
伊丹十三監督の映画「たんぽぽ」の影響が大きかったのかもしれない。
ラーメン通の長距離トラックの運転手が、売れないラーメン屋の女主人タンポポを助けて、行列のできるラーメン屋にする話。
ネットで調べると、この映画は1985年公開だったんだ。
もう30年近くになる。
この映画を見て、俺みたいなラーメン通なら、うまいラーメン店ができる、と思った人が多いんじゃないかな。
最早、ラーメンは立派な日本食文化だと思う。