ヤクルトが日本一かあ。

 ヤクルトが2021年の日本シリーズでオリックスに勝って、4勝2敗で日本一を決めた。
久しぶりに日本の野球を見た。
ずっとは見てなくて、ちらちらと。

いや~、しぶとかったね。
ヤクルトは、打撃は良くても弱小投手陣で全然弱いというイメージだったけど、今年は違ったみたいだなあ。 奥川恭伸とか高橋奎二とか若手のイキのいいピッチャーが出て来たようだ。
知ってたのは、投手陣では石川雅規ぐらいかな。
高津監督は大したもんだよな。 野村監督の教え子では、古田がダメで高津監督が成功したのは不思議だね。 投手陣の立て直しがポイントだったからというのはあるけど。

一番の塩見がいい選手だよなあ。 顔が浦和レッズの酒井宏樹にそっくりなのが笑える。 面長で顎が出てるところが。 サンタナも誰かにそっくりなんだよなあ。 誰かが思い出せなくて、もどかしいんだけど。 サンタナは選球眼がいいね、ボール球を振らない、外人にしては珍しく。 見ててあまり打てる気がしないんだけど、選球眼がいいから活躍してるんだろうな。

この試合に関して言えば、オリックスの山本由伸が凄かった。
五輪の前の国際試合で初めて見て、えらいイキのいいピッチャーが出て来たな、こいつはいいピッチャーだと思った。 五輪でも良かったしね。 その時に比べれば、落ち着いた感じの投球だったな。
結構、ピンチを招いていて、点が取られそうだったんだけど、粘っていた。 フォークの調子がイマイチだった。 けど、カーブが良くなっていて驚いたけどね。
一回目に凄かったのは、6回表、2つのエラーで無死1・2塁のピンチで、サンタナをダブルプレーに仕留めて、ピンチをしのいだこと。 エラーをした選手に大丈夫大丈夫とジェスチャーをしながら抑えたのは、チームの大エースという風格があった。 というかエラーをされて、こんなことをする大エースを見たことないけどな。
そして、圧巻は8回。 山田・村上・サンタナのクリーンアップを3者連続三振に取ったところ。
ストレートが速くなったし、フォークも落ちが良くなったし、スライダーも投げ出したし、村上をカーブで空振り三振に取ったのには、驚いた。 カーブで空振り三振なんて、あまり現代野球では見なくなったからねえ。 ピンチが結構あって、疲れてきた8回にベストピッチだからねえ。 おまけに、交替前に最後の力を出し切ったのかと思っていたら、9回まで出て来て、抑えたからねえ。
凄いピッチャーだよ。 今、日本で一番のピッチャーだろうね。 メジャーでも通用するだろうね。

そんな山本由伸が凄かった試合だけど、延長12回表の最終回に2アウトランナーなしからしぶとく勝ち越しの1点を取って、逃げ切ったからなあ。 しぶとい勝ちだったね。
強いんだろうな。
おめでとうございます、ヤクルトスワローズ。

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