「日本時間の20日、1973年から北朝鮮と国交を結び、国交のないアメリカの利益代表も受け持っているスウェーデン大使館が、平壌（ピョンヤン）在住の外交官を、大使以下、全員出国させたことがニュースになったのだ。ドイツやイギリスなどに次いで、ついにスウェーデンも「国外脱出」を敢行したのである。」（こちら）。
西側の外交官が北朝鮮から脱出し始めた。
これは、何かあるのじゃないか？
調べたら、
3/9に、ドイツ、フランスの外交官が、北朝鮮国営のコリョ航空の臨時便で出国した。
5/27に在平壌イギリス大使館が閉鎖され、そこで働いていた職員も同国を出国した。
そして、8/20に、スウェーデンも大使以下、全員出国させた。
上の記事では、
・8月前半の平壌の豪雨は凄まじく、平壌駅も水没しかねなかった。
・大水害で、今年の収穫量は「史上最悪」の見込み
・コロナ対策で中朝国境を封鎖したことも食糧危機
で、食糧危機が起こると述べているね。
これは、朝鮮戦争の再開か？と思ったけど、西側外交官の帰国はコロナ感染を恐れてというのが、真相のような気がする。 北朝鮮でコロナに感染したら、ろくな治療も受けられないだろうから、死の危険性がある。
さすがに、帰国を命じてもおかしくないかな。
しかし、金正恩委員長から金与正へ、指導の権限が移りつつあるようだから、金正恩に何か起こったのは間違いないだろうし、風雲急を告げているのは間違いない。
台風8号が珍しく朝鮮半島を縦断しそうだから、水害もさらに酷くなるだろうしね。