雑誌、ダ・ヴィンチでマンガ「進撃の巨人」特集をやっていた。
「進撃の巨人」は、わざわざ買って読んでいるマンガの一つである。
たまたま、オリラジの中田が、「いきなり巨人が出てきて人を食べるんですよ。とにかく熱いマンガなんですよ」、とTVで熱く語っているのを見て、面白そうだと思ったのが、きっかけである。
何が面白いんだろう、と考えてみるのだが、多くの謎が張り巡らされていて、推理小説的な面白さが強いと思う。
謎解きは、やさしいクイズから難解な科学まで、人の大好物だからね。
特に日本人は大好き。 異様にクイズ番組が多いから。
けど、マンガとしては、それだけではダメで、中心にあるのは、主人公エレン・イェーガーの熱き思いであろう。
巨人をやっつけたい、外の世界を知りたい、という尋常でない思いで、何でも乗り越えていく様に、こちらも乗せられて、読んでしまう。
雑誌には、作者・諫山創のインタビューが載っていた。
マンガ家になりたいという思いが芽生えてきたけど、マンガ家になんてとてもなれそうにない、けどやってみたい、というデビュー前の葛藤を素直に話していて、全体的に普通の兄ちゃんという印象を受けた。
そのインタビューの中で、「進撃の巨人」をあと3年で終わらせる予定です、と語っていた。
どうやって、終わらせるか、楽しみである。
だらだらと長引かせて駄作になってしまうマンガも多いなか、きちっと終わらせた「寄生獣」のような名作になれるかどうか、乞うご期待である。