年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の今年度第1四半期(4-6月)の運用状況は、収益率はマイナス3.88%、評価額はマイナス5兆2342億円だったそうだ。
自主運用開始(平成13年度)からの収益額の推移
リーマンショック前以来のマイナス続き。
2014年10月から国内外株式比率を24%⇒50%に倍増してから、1年後に株価暴落だからねえ。
タイミングが悪かった。
まあ、株はハイリスク・ハイリターンだから、しょうがない。
日銀も必死になって、株価を支えるはずだよ。
中期的に見て、株価は下がる要素しか見えないから、マイナスはもっと増えるだろうなあ。
まあ債権を増やしても、恐ろしく利率が低いから、減らさないことにしかならない。
長期運用ということを考えると、妥当なポートフォリオになってると思うけど。
自主運用開始(平成13年度)からの累積収益額の推移
累積額は、2015年度と合わせると、10兆円も減ったことになる。
20%減だから、とてつもないね。
ここだけを見たら、何やってるんだという話になるんだろうな。
運用収益率は通算3.2%弱。
まずまずなんだろうね。
しかし、このままだとマズイ。
どうしようもない状況だけど、米国株価は唯一下がっていないから、外国株で米国株の比率を高くしていたら、もっとマシだったろう。
GPIFの運用者の評判がとても悪いからねえ。