藤井聡太7段が、Abemaトーナメントで羽生9段に最終盤で見切り勝ち。 圧倒的だった。

 毎週、土曜か日曜日に将棋のABEMATVトーナメントを放映している。
将棋の団体戦で、フィッシャールールで対戦しているため、逆転が頻出する白熱の戦いを繰り広げていて、見ていて面白い。

先日、予選Dリーグ第2試合 チーム永瀬拓矢 対 アベマドリームチームが対戦した。
そこで、大将戦で、羽生9段と藤井聡太7段の対戦があった。

2戦とも、角換わりの藤井7段得意の戦型だったが、藤井7段が少し無理気味に早めに仕掛けた。
羽生9段が受けに回って、カウンターを仕掛ける展開になった。
そして、2戦とも最後の最後、羽生9段が詰み切るかどうかの戦いになった。
羽生9段に結構持ち駒があって、詰んでもおかしくないなと思ったんだけど、2戦とも藤井7段が相手の連続王手を凌ぎ切って、勝った。

藤井7段が、とても落ち着いていた。
不詰みを読み切っていたということだろう。
凄いな。 あんな短い時間で。
いくら詰め将棋の達人と言っても。
羽生9段の方は不詰みを読み切れていなかったと思う。
そこに、圧倒的な差を感じてしまった。

最終盤の第一人者は、藤井7段が登場するまで、羽生9段だった。
詰みや不詰み、詰みに入る前の仕掛けの作り、今までどれだけ感嘆するような手を見てきたことか。
しかし、今回あっさり藤井7段が圧倒して見せた。
これだけ、はっきり見せつけられるとはなあ。
最終盤における世代交代が、はっきりした。
勿論感じてはいたんだけど、これだけ鮮やかに見せつけられるとは。
まあ、まだ羽生9段と藤井7段の両者間での格付けというか戦いが終わったとは思わないが、思いたくないが、対戦すればするほど勝つようになる羽生9段がまだいるのかどうか?

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