中国の重慶が大洪水で、三峡ダムとか大事になりそう。

 *** 6月22日からの週に入って中国・重慶の水害がいよいよひどいことになってきた。中国当局は80年に一度規模の大洪水だと警告を発している。
心配なのは、重慶を流れる長江の下流にある世界最大の水力発電ダム「三峡ダム」の強度だ。中国水利部当局も「ブラックスワン」(起こる可能性は確率的に非常に低いが、起これば極めて大きな衝撃を引き起こす事象)に例えて強い懸念を示すほどだ。

 すでに南部は折からの集中豪雨で水浸しになっている。中国中央気象台が6月24日に発表したところでは、6月に入ってすでに連続23日、暴雨警報を出しているという。24日も広い範囲にわたって「暴雨イエローアラート」が発令された。暴雨は貴州、広西、湖南、江西などで大規模洪水を引き起こし、さらに今後数日、集中豪雨が続くと予報されている。 ***

これは、ヤバそうだな。 連続23日、暴雨警報というのは、ただ事ではない。

長江流域図

重慶は盆地の中にあり、長江が流れている。
真っ先にやられそうな所だな。

その下流に三峡ダムがある。
決壊したら、最下流の上海まで大浸水すると言われている。
元々、三峡ダムは、欠陥ダムと言われているのに、この洪水に耐えれるのかなあ。

まあ、放水するんだろうけど、そうなると下流が洪水でやられる。
まず、岳陽が危ない。
そして、その次が武漢だ。 
ただでさえ、コロナウィルスで疲弊しているのに、ウィルスどころではなくなって、再び感染爆発が起こるだろうな。

*** 三峡ダムの下流は中国の最も都市と人口が密集している地域。万が一にも、三峡ダムが決壊すれば被災者は少なくとも4億人以上に達し、およそ30億立方メートルの土砂が三峡ダム下流域を襲い、上海までが水浸しになる、と言われている。大規模停電が起き、しばらくは復旧できまい。また、長江流域は中国経済実力の40%が集中する。つまり中国経済も潰滅し、その回復には数年かかるだろう。農業だって潰滅だ。 ***

今年は、天変地異の年だな。
ただ事では済まなそう。

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