消費者物価は、上がっているのかな?

 日銀は、消費者物価の2%上昇を目標に金融緩和を続けている。
2%は、もう無理だと思うけどね。

一方、賃金統計の嘘が問題となっている。


総務省消費者物価指数と東大日次物価指数の前年同月比の推移。 東京の住宅地の価格(千円/m2)の推移。

東大の値の方が総務省発表より全体的に低目。
また、1990年代のバブル崩壊時の消費者物価指数の減少が、総務省発表より数年早くなっていて、正しい。
まあ、東大の値は、スーパーの物価を参照していて、総務省は小売りも参照していて、当時、小売りからスーパーに売り上げが移っていく過渡期にあったから、というのが理屈のようだけど。

まあ、東京の住宅地の価格の推移も併せて見ると、物価がじんわり上がっているのは間違いないようだけどね。
それでも2%は、無理だろう。

最近、物価は上がってきたとうな気がする。
特にラーメンの値段が上がったような気がする。 50円ぐらいアップしたんじゃないだろうか。
自分は、外食の昼飯の基準を1000円に置いているけど、大概1000円弱で、巧いのは1200円とかというのが多い。

100円の商品が、1%の上昇率で10年で110円になる。 2%で122円。 0.5%だと105円。
これだと、10年ぐらい経たないと、物価上昇を実感できない感じかな。
そして、1000円が1050円になるには、0.5%で10年だね。
ラーメン体感だと、消費者物価物価上昇は、0.5%ぐらいかな。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする