奈良の吉野山の桜が丁度満開で見頃。
ということで、初めて吉野の桜を見に行った。
大阪なので、いつでも見に行けるし、混雑が厭だったので、行ってなかったのだが。
下から登ると、「下千本」という所を通るのだが、混雑を避けるために、別ルートから行った。
吉野山の中腹に金峯山寺蔵王堂という有名な修験道の総本山がある。
本尊の蔵王権現。
丁度、秘仏の御開帳をしていたので、見てきた。 拝観料が1,000円と高かったよ。
だだっ広いコースには、オススメの見るポイントが何か所かある。
ここは、吉水神社からの一目千本と呼ばれるビューポイント。
凄いね。桜の固まり。
「中千本」と呼ばれる所になる。
良く見ると、色とりどりの桜の木。
近くで見るとやはり綺麗だ。
しだれ桜もある。
植えられている桜の種類は、ほとんどが白山桜(シロヤマザクラ)らしいが。
吉野の醍醐味は、上へ上へと登って行き、見晴らした景色にある。
これは、絶景。
中央の大きな屋根の見えているのが、先ほどの金峯山寺蔵王堂だ。
あそこから、ここまで最初まっすぐ、そして左にコースを取りながら、登ってきたことになる。
右手の桜の固まりは、吉水神社からの一目千本から見た桜。
アップにすると。
この辺りは、「上千本」と呼ばれる所で、この辺りも見ごろだ。
桜ずくしだが、歩いている時は、桜が密集している感じはない。
さらに、どんどん登り、金峰神社まで行き、さらに西行庵のある「奥千本」と呼ばれる所まで行った。
ここが、「奥千本」。
奥まった秘められた場所という感じである。
残念ながら、桜はちっとも咲いていなかった。
ここが、満開だったら、また味わい深かっただろうな。
満開の桜と共に絶景を楽しむことができた山行きだった。