東京のベンチャー企業「HIROTSUバイオサイエンス」が、体長約1ミリの線虫に人の尿のにおいを嗅がせ、がんの有無を発見する検査法を2020年から実用化すると発表した。検査費用は9800円で、約1400人の検体を使った最新の臨床研究では、約85％の確率でがん患者を特定したという。
これは、凄いな。
犬並みの嗅覚で、がん患者特有の尿のにおいに寄りつき、健康な人の尿からは逃げる線虫の性質を利用した。線虫は土壌に生息する微小生物で、簡単に増殖ができ、検査に必要なのは尿1滴程度としている。
これまでに15種類のがんに反応することが確認された。
胃や大腸、肺のがんが含まれているようだ。
自分は、毎年の特定検診で、胃がん・大腸がん・前立腺がんの検査を受けている。
胃カメラ・便・尿の検査で診断してもらっている。
余分に1800円ほど費用がかかっている。
これが、尿だけで、15種類のがんも検査出来たら大きいね。
9800円はちょっと高いけど、保険で5000円くらいになるなら、毎年やってもらいたいね。
検査は来年１月から、提携企業の検診などで始まる予定ですが、実用化に先立ち、研究の資金援助などを行ってきた久留米市と小郡市の職員１２０人を対象に、今月からトライアルが行われるとのこと。
これは、うまくいきそうだったら、全国で採用すべきだね。
もっとも、X線技師とかが大反対しそうだけど。
胃がん検査の胃カメラでさえ、反対されてなかなか採用されていないからね。
この発見の最初の報道は、2015年にあったみたいだね。
最初は、疑われてもいたようだけど、5年後に実用化か、素晴らしいね。