政府は数年後をめどに、1万円などの紙幣の肖像画を変える準備に入った。
1万円札は第一国立銀行や東京証券取引所など多くの企業を設立、経営した実業家、渋沢栄一
5000円札は津田塾大学の創始者、津田梅子
1000円札は「近代日本医学の父」として知られ、ペスト菌を発見するなど医学の発展に貢献した北里柴三郎
前回は、
1万円札:1984年に聖徳太子⇒福沢諭吉
5000円札:2004年に新渡戸稲造⇒樋口一葉
1000円札:2004年に夏目漱石⇒野口英世
に変わっていた。
何か、段々そこまでメジャーでない人が採用されてきたな。
渋沢栄一とか津田梅子なんて、知らん人は知らんだろう。
お札の有難味が薄れる。
思い切って、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康なんて、どうだろう。
皆、景気よく使いそうな気がするのだが。
この新札発行で、タンス預金がうごくのではないかと予想されているそうだ。
実際、前回2004年には、新札発行の発表後のタンス預金は、積み上がりのトレンドが続いていたが、改刷の1年前くらいからタンス預金はいくぶん減り始め、04年11月には前年比マイナス3%を記録した。
現金流通残高は100兆円あるが、そのうち流通していないタンス預金(退蔵紙幣)は約半分の50兆円もあるそうだ。
タンス預金の推移。
どんどん増えていっているねえ。
なんでだろう? タンスに置いておけるほど、景気が良くなっているのか?
渋ちんになっているのか?
50兆円を一人頭に換算すると、40万弱。
ん? それほどでもないな。
何か、高齢者が自宅に1000万円ぐらい仕舞い込んでいるイメージが湧くのだが、そんな人はそんなにいないのかな?
いくら近所にコンビニがあるとは言え、ある程度現金は皆手元に置いているだろうからねえ。
40万円は多すぎるが。