「国の借金」が1071兆円、一方家計の金融資産は、1845兆円。

 2017年3月末時点の国債や借入金、政府短期証券を合わせた国の借金の残高は、過去最高の1071兆5594億円。
凄いなと思いきや、
家計が保有する金融資産残高は2017年9月末時点で前年比4.7%増の1845兆円となり、過去最高を更新した。

 なんだ、家計が保有する金融資産の方が、国の借金より多いのか。

 家計が保有する金融資産の内訳は、
現金・預金が943兆円。 2.8%増。
株式は198兆円。 22.1%増。
投信は104兆円。 16.3%増。
保険・年金・定型保証は521兆円。 1.2%増。

 不景気不景気と言いながら、資産は増えているのか。 もっとも一部の金持ちの寄与が大きいのだろうが。

 企業が保有する現金・預金も259兆円で過去最高。

 こう書くと、「国の借金」を「家計が保有する金融資産」で返却するみたいな話になるけど、「国の借金」は、政府がほぼ日本国民に借りている金だから、国民が返す筋合いでないんだけどね。
ギリシャは他国に借りているから、大問題になるけど、日本は日本国民に借りてるだけだから、返すという筋合いの話でもない。
永遠に国債を回していたらいいんじゃないかとも思ってしまう。
国債を誰も買ってくれなくなった時が、破綻なんだろう。
今、日銀が買ってるから、ややこしいんだけど。

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