昨日、「安倍首相、消費税10%増税を明言。」という記事を書いたばかりなんだけど、President Onlineで「内閣改造の次は「消費税減税」といえる根拠」という記事を見て、面白かった。
7月28日、安倍首相と昼食を共にしたジャーナリストの田原総一朗が、安倍首相に対して「政治生命をかけた冒険をしないか」と進言した。
田原総一朗は、「解散総選挙や内閣改造人事ではない」「日本の政治家で安倍首相にしかできないこと。自民党や民進党の一部は反対するかもしれないが、基本的に民進党も共産党も小沢一郎氏も反対しないもの」と説明している。
確かに、この説明なら、田原総一朗の進言が、「消費税率の8%から5%への引き下げ」という推測は、ずばり当たっている気がする。
「政治生命をかけた冒険」になる。 財務省が猛反対して、安倍降ろしを仕掛けてくるだろうから。
それに、「基本的に民進党も共産党も小沢一郎氏も反対しない」。
まあ、田原総一朗の進言が消費税減税でも、それを安倍首相が実行するとも思えんが。
ただ、消費税増税延期でも問題あるのに、逆に下げるという発想は面白い。
逆に下げると、約束違反じゃないようなインパクトがあるからなあ。
しかし、田原総一朗が安倍首相に「会いたい」と請われ、総理官邸を訪問し昼食をともにしたというのを知った時には、驚いたよ。
よりによって、田原総一朗なんて。 そんなに安倍首相は、弱っているのかと。
おまけに、田原総一朗は、「総理は近いうちに冒険を実行するのではないか」とまで言ってるな。
もっとも、彼の言うことなんて、当てにならんが。