大阪の中央環状線を北に走ると、二つの素晴らしい景色が目に入ってくる。
一つは、千里中央を過ぎたあたりで下り坂になり、眼の前に広がる、雄大な六甲の山並みである。
もう一つは、万博公園にそびえ立つ、太陽の塔である。
太陽の塔は、本当に存在感がある。
走る車から見る太陽の塔は、実に堂々と立っていて、見飽きないフォルムなのである。
岡本太郎は、凄い芸術家だったんだな、と実感する。
さて、太陽の塔には、3つの顔がある。
頭と胸と、
背中に一つで、合わせて3つである。
しかし、「地底の太陽」という第4の顔が、万博の時、地下展示室にあったらしい。
それが、今は行方不明。
ちょっと信じられない。
大阪府は、太陽の塔の内部の「生命の樹」と共に、この第4の顔も復元するそうだ。
自分的には、イマイチだ。
けど、「生命の樹」は、見てみたいね。