自分は、今回のコロナウィルスの第3波は、第3波がピークを越えて下がろうかという時に、第4波が襲ってきたと考えている（こちら）。
その傍証を見つけたので、書こう。
東京と大阪の1日の感染者数（その日を含む過去7日分の平均）
大阪の1日の感染者数の推移を見ると、明らかに第3波がピークを越えて下がっていて、そこに第4波が襲ってきて増えているのがわかる。
そして、もう一つの特徴は、左右の軸の最大値は、東京・大阪の人口比で揃えているのだが、第1～3波では、ピークの人数は東京・大阪で人口比でほぼ同じだったが、第4波では、東京の感染者数が大阪の2倍にもなっているのだ。
これは、第4波は東京で感染爆発が起こったことを意味している。
東京都の感染者数が日本全体に占める割合（その日を含む過去7日分の平均）と全国の感染者数。
第1～3波では、ピークを迎える前に、東京都の感染者数が日本全体に占める割合が高くて、ピークを迎えるとともに、東京都の感染者数が日本全体に占める割合が減っている。
すなわち、まず東京で感染が広がってから、それが全国に広がり、日本全体の感染者数がピークを迎えるという現象が起こっていた。
しかし、今回の第4波は、東京都の感染者数が日本全体に占める割合のピーク時期と全国の感染者数のピークの時期が重なっている。
これが、なぜなのか？
第3波のピーク時期と第4波のピーク時期が1カ月しか離れていなくて近いから、重なって、こういう風に見えるんだろうな。
ウィルス感染は、周期的にピークを迎えるが、今回のコロナウィルスはほぼ4カ月弱周期だった。
第1～4波のピークは、4/14⇒8/9⇒(12/3)⇒1/11。
第1～3波では、4カ月弱周期だったのに、第4波は、その1か月後にピークを迎えた。
だから、第4波は、今までの第1～3波とは異なる変異種で、別物だと思うんだけど、どうだろう？