20日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)で原油先物価格が過去最大の下落を記録し、1バレル=11ドルを割り込んだ。歴史的な需要減少で、貯蔵施設の能力は限界に近づいている。
と、書いていたんだが、3時頃に、ついに、原油先物価格がゼロになった。
20ドルになって驚いていたのに、あっと言う間に11ドル割れ、そして、ゼロになった。
僅かにマイナスにもなったようだ。
史上、初めてのゼロ。
未曽有の事態だね。 まさに歴史的瞬間。
株価も11ドル割れの時には、少し盛り返していたけど、さすがにゼロになって、下がったね。
石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」は5月から史上最大規模の減産を実施するが、巨大な需要の消失に色あせている。
原油貯蔵スペースがないため現物の受け渡しを避けようと、トレーダーらは21日の期日を前に5月限から6月限へと乗り換える動きを進めている。これが当月限と翌月限の間で10ドル余りという前例にない価格差を生んだ。
「貯蔵施設とパイプラインが満杯となれば、価格下落に歯止めはかからなくなる。マイナスの価格もあり得る」とも。
この部分は、11ドル割れ時点の記事だったんだけど、予想が当たって、ゼロわずかにマイナスになった。
凄いことになった。
まだ、ピンと来ないけど。
ただ、これは先物価格の話だから、現物の価格ではないことに留意しておこう。