矢原 徹一という大学教授がコロナウィルスの制圧について書いている。
興味深い内容。 まだ一部しか読めていない。
その中でこんな記述があった。
ウイルスが増える過程で、遺伝情報を持つDNAまたはRNAが複製されますが、このときに頻繁にコピーミスを起こします。これが突然変異です。突然変異をおこしたウイルスの中で、宿主の体内でよりうまく増えられる性質を持つものが生き残り、進化していきます。
武漢で動物から人に感染した新型コロナウイルスについては、世界各地ですでに300以上のゲノム配列が決定されており、これらの配列を比較することによって、新型コロナウイルスが急速に多様化し、進化している実態が明らかになっています。「Nextstrain」というサイトで、300以上のウイルスの系統関係が図示されています。日本にはこのうち少なくとも3つの系統が進入し、さらに日本国内で進化を遂げています。
うわ～、コロナウィルスはもう変異しているのか。
イタリアとスペインで致死率が高すぎるのが気になるからねえ。
単に、医療崩壊しているからかもしれないが。
コロナウィルスの系統図。
色分けされているので、わかりやすい。
そして、その分布図。
欧州部分を拡大。
イタリアとスペインは、黄色いウィルス。
日本は、青いウィルス。
別系統だ、助かっている。
イギリスが黄色いウィルスでヤバそうなんだが。
スイスも黄色いけど、死者数は少ない。
何とも言えないところか。
さて、感染大国の状況は、
米中伊西の1日の感染者数
スペインがイタリアを越えた。 少し人口が少ないのに。
アメリカが完全に感染爆発した。 えらいことになってきた。
米中伊西の1日の死者数
スペインは、死者数もイタリアを凌駕しようとしている。
抑えられていたアメリカの死者数が、イタリアを後追いし始めた。
とんでもないことになってきた。
都市封鎖がどれくらい効くのか？
効かなければ、放置して、適者生存で経済活動を再開しなければならなくなる。
飢えの方が恐ろしくなるからね。