小池都知事、自粛要請も現状での都市封鎖を否定。 そこまでいってないように見えるが。

 東京都の小池百合子知事は25日夜、緊急の記者会見を開き、感染拡大防止に向け、小池知事は都民に対し、平日の26、27日はできるだけ仕事を自宅ですることや夜間の外出を控えること、今週末については不要不急の外出を自粛するよう要請した。
 小池知事は「このままの推移が続けば、ロックダウン(都市の封鎖)を招いてしまう」とし、「感染爆発の重大局面だ」と述べた。

 まだ都市封鎖まで行く状況ではないが、自粛要請して、様子見てダメなら都市封鎖ということかな。
都市封鎖すると、経済活動が停止するから、まだ様子を見たいだろうし、データ的には感染爆発はまだしていない。


日本の1日の感染者数

3/5までは、1日の感染者数は、10~20人レベルだったけど、3/5は、30~60人レベルに増えた。
3週間ぐらい、そのレベルで踏みとどまっている。
欧米は、5000~10000人レベルだからね。 桁が2桁違う。
だから、自粛要請などしながら、様子見は、正解だと思うけどね。

検査数が少ないと言われている件だけど、

感染者数(累積)とPCR検査人数(累積)と陽性確率の推移

怪しい人だけ検査しても、陽性確率は、5~6%と低い。
増えている傾向もない。


各国の感染者数と検査数と陽性確率
検査数がわかった国のデータ。但し、検査数は感染者数のデータより数日前のデータなので、感染確率は、若干高く出ていると思う。

日本は、陽性確率もかなり低い。 感染者数が少ないのは明らか。

感染してから症状が出るまで(潜伏期間)は、「約 1~12日間(多くは3日~7日間)」
多くの感染した人は、普通の風邪のような症状で、特に治療しなくても 1 週間ほどで治る
重症になる場合は、症状が出始めてから約1 週間後に、呼吸が苦しくなるなどの症状が悪化してきます。
イタリア国立衛生研究所が公表した文書によると、感染者が最初の症状を見せ入院するまで4日間かかり、さらに4日後に死亡する。犠牲者の平均年齢の中央値は80.5歳で、感染者の場合は63歳だという。

まあ、理屈は、日本全体の人の出入りと接触を禁止して、2週間様子を見る。
発症した人の家は隔離して、1 週間様子を見る。
悪化した人は、入院する。
ということで、3週間家単位で完全封鎖すれば、感染を抑えることが出来る。
(武漢でやったことはそういうことなのだろう。)
その後も海外からの入国者は、2週間空港で隔離すれば、感染の再発を抑えることが出来るだろう。
まあ、世界でやり始めている都市封鎖はそういうことだろう。

3週間の我慢なら、そっちの方がいいのかも知れない。
徹底的にやれるかどうかだけど。

まあ、しかし欧米も1か月程度の都市封鎖で完全に抑えられるとは思っていないと思うけどね。
それ以上、経済活動を止めることは出来ないと思うし。
感染爆発が起こってしまったので、有無を言わさず都市封鎖したということかな。

日本は、このまま感染爆発が起こらないようにしながら、だらだら過ごすという感じかな。
そして、欧米の都市封鎖の効果を見ながら、都市封鎖の判断をするということかな。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする