コロナウィルスに関する情報が色々出てきた。

 コロナウィルスに関する情報が少しづつ色々出てきた。

まず、中国湖北省武漢市の武漢大学中南医院の彭志勇医師の情報。
同氏は、1月7~28日まで中南医院が受け入れた新型肺炎感染者138人に対して調査を行った。患者が発症から回復または死亡までの経過期間は約3週間だとの見解を示した。
中南医院の重症医学科主任の彭志勇医師は2月4日、中国メディア「財新網」の取材に応じた。同氏は、1月7~28日まで中南医院が受け入れた新型肺炎感染者138人に対して調査を行った。患者が発症から回復または死亡までの経過期間は約3週間だとの見解を示した。
1週目は患者が軽症から呼吸困難など重症化する期間。2週目は回復するか、または危篤状態になるかの重要期間だ。免疫力の強い患者はこの段階で少しずつ回復する。免疫力の弱い患者は呼吸不全、さらに他の臓器の機能低下が起こる。3週目が、患者の生死の分かれ目だ。免疫機能が徐々に良くなると、治療を受ければ、治癒の見込みがある。そうでない患者は多臓器不全で亡くなるという。
1月28日までに、中南病院にいる感染者138人のうち、36人が集中治療室(ICU)で治療を受けており、28人は治癒して退院し、5人が死亡した。この時点で致死率は3.6%だった。しかし2月3日、死亡者が1人増えたため、致死率が4.3%に達した。「ICUに患者がまだいるので、致死率がさらに高くなる可能性がある」と彭医師は述べた。
この138人の感染者の中で、12人は感染源とされる華南海鮮市場を訪れたことがなく、57人(病院の患者17人と医療従事者40人)は病院で感染した。彭医師は「院内感染が最も深刻だ」と指摘し、医師らが使う防護服が「全く足りていないのが最大の問題だ」とした。

これは、重要な情報だね。
中国の春節は、1/24(金)~1/30(木)だった。
日本に旅行に来た中国人は、2/2(日)までだろう。
1週間ではっきり症状に出るとすると、先週の間に出るんじゃないかな。
今週から病院に行き出す人が出てくるか、どうかだね。
症状が軽い人からの2次感染を恐れるなら、今週いっぱいは、人込みを避けた方がいいのかもしれない。

感染については、

中国浙江省寧波市江北区で4日に新型コロナウイルスに感染していることが確認された男性患者(56)について伝えた。
この患者は発症前の14日間、「非疫区」に居住し、旅行歴も野生動物との接触歴もなく、区内の確定患者と面識もなかった。
防犯カメラの映像と照合した結果、患者は1月23日午前7時47分、市場で買い物をしていた際、確定患者(区内2例目)の女性(61)と近距離で約15秒間、同じ屋台にいたことが分かった。2人ともマスクを着用していなかったという。

屋台なので、唾が少しかかったとかの飛沫感染かな? マスクは必要だな。

中国人研究者らが米国医師会雑誌(JAMA)に発表した論文によると、中国湖北省武漢にある病院の患者138人のうち14人(10%)が、発熱や呼吸困難といった症状を示す1日または2日前に下痢や吐き気を訴えていたという。
科学者らが7日、下痢が同ウイルスの2次感染を引き起こしている可能性があると明らかにした。

なるほど、下痢や吐き気も要注意だな。

新型コロナウイルスの肺炎患者が集中する中国・湖北省武漢市で、市中心部の巨大集合住宅地での集団感染が発生している可能性が指摘されている。
この集合住宅地は「百歩亭」と呼ばれ、敷地内に約18万人が住んでいるとされる。流行初期に感染者が集中していた「華南海鮮卸売市場」とは、約6キロ・メートルの距離だ。百歩亭は1月18日、4万世帯以上が料理を持ち寄って歓談する伝統行事「万家宴」の会場となった。
18日時点で、中国全土に感染は広がっていなかったが、武漢市では死亡2人を含め、感染者は45人になっていた。武漢市政府は宴会の中止には踏み切らなかった。この場で、参加者の間に感染が広がり、さらに市内全域へ拡大したと指摘されている。
 中国誌・財新(電子版)などによると、百歩亭の中のある居住区では、マンション55棟のうち33棟で発熱患者が発生した。別の居住区では、4日までに少なくとも10人が新型肺炎と診断され、感染が疑わしい患者も30人に上る。地域の病院には発熱の症状を訴えて患者が列をなしているといい、ベッド不足で多くの住民は自宅待機となっていることから、実際の感染者はさらに多いとみられる。

これは酷いな。 感染の事実を隠蔽したがために、この「万家宴」で大拡散したんだろうな。

複数のメディアは、中国本土住民の主張を引用して、「中国国家衛生健康上の発表よりも、実際の死亡者がはるかに多いだろう」と伝えた。続いて、新型コロナウイルス感染症に掛かった武漢だけでの死者は毎日100体以上にもなり、遺体を火葬するという事実が暴露された。
イギリスの日刊紙は6日武漢火葬場勤務者の情報提供を受けて「武漢肺炎で死亡した遺体を火葬するのに1週間を通して1日24時間ずつ休まず仕事をしている」と報道した。報道によると、武漢火葬場で先月28日以降、毎日100体以上の遺体が火葬されたのは事実だという。

致死率は、4.3%で済まないだろうね。 10%はいってるかも。

日本でどれくらい広がるのか?
この1週間ではっきりするのかな?
ただ、検査されない場合が山ほどありそうだ。

新型コロナウイルスの検査を行う対象について、厚生労働省は37度5分以上の発熱と肺炎を疑わせる呼吸器症状があり、2週間以内に武漢市を含む湖北省への渡航歴があるか、湖北省に滞在した人と濃厚接触した人まで含めるよう広げました。
こうした中、対象にはあたらないものの、感染の疑いをぬぐいきれない患者が受診して、医療機関が対応に苦慮するケースが出ています。
このうち、千葉市にある内科などの診療所では、先月29日、空港で仕事をしている男性がレントゲン検査などの結果、肺炎と診断されました。
医師は抗菌薬など通常肺炎で使われる治療薬を処方しましたが、効果はみられず、症状が悪化しました。
患者の男性は、外国人旅行客と接触する機会もあるため、医師は、新型コロナウイルスへの感染の疑いもあるとして、検査ができないか、今月3日に保健所に問い合わせましたが、国が定める検査対象にはあたらないとして、対応を断られたということです。
診療所の河内文雄医師は、「経過が通常の肺炎とは異なり、勤務環境からも新型コロナウイルスへの感染の疑いがあると判断したが、保健所は『武漢や湖北省との接点がない』との一点張りで対応してくれなかった。こうしたケースは多くあると思われ、放置していたら、今後、感染が拡大するのではないかと心配している」と話していました。

こんなの気付かずに感染した人がカウントされることは、絶対ないだろう。
酷い症状が出ない限り。
武漢にいる日本人で初めて死者が出たみたいだけど、医療体制のしっかりしている日本でどうなるかだね。
日本で死者が出たら、ヤバイことになりそう。

中国の浙江省杭州、河南省鄭州、江蘇省南京などが住民の移動を制限する「封鎖式管理」を実施すると発表。中国で少なくとも34都市で同様の措置が取られているという。

中国で働いている日本人は、もう引き上げた方がいいんじゃないかな。
封鎖されている所にいても、仕事なんか出来ないし、いつ封鎖されるか、わかったもんじゃない。
そうなると、簡単に日本に戻れなくなるからね。
日本企業はもう決断しないと。
あと、中国人の入国は禁止しないと。 少なくとも2週間隔離して、問題なければ入国ということで。

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